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会見・コメント

2023-12-02 08:43 追加

ヴィアティン・浅川希「コートが広く見えるようになった。トライができています」、黒川つづみ「V3を作っていく役目を感じている」 Ⅴ3女子

V女子

■26日 ヴィアティン三重対倉敷アブレイズ

ヴィアティン 1(22-25、23-25、25-14、21-25)3 倉敷

●西田誠監督

ホームゲーム、勝ちたかった試合でした。1勝を待ち望んでいる人たちのためにも、今日こそはという思いで選手、スタッフ一同で臨みました。悔しい気持ちです。

●草深ことみ主将(オポジット)

勝ちたい1戦でした。ホームゲームの開幕2 戦を絶対に勝ちたかったので悔しいです。
途中から出場する機会を得ましたが、(第3セットを取った後に)第4セットに勢いが止まってしまったので力不足だったと思います。

●近藤朝日選手(アウトサイドヒッター)

実際にVリーグで試合をするのは初めてだったのですが、思ってるより自分のプレーができたことは良かったと思います。
チームとしてのコンビは、これからもっと作り上げていけると思います。
そこを修正して、来週の試合に向けて頑張っていきたいと思っています。

●黒川つづみ選手(オポジット)

ホームゲームの2戦のうちどちらかを勝って、良いスタートが切れるようにしたかったです。
相手に何かされたのではなくて、なかなか自分たちのバレーができずに、自分たちが少し弱気になってしまっている部分がありました。
チームを見直して、何ができるのか、何で勝負するのか、誰で勝負するのかということをもう1回話し合って、リーグを通してしっかり積み上げていけるようにしていきたいと思います。

ーー西田監督に。第3セットを奪取しましたが、その展開について。

西田:第1、第2セットと黒川が調子を上げてきてはいたのですけれども、より攻撃的な草深を出して流れを変えたいと思いました。
第3セットに関してはそこがうまくいったことと、相手ミドルの攻撃を防げた部分があったと思います。
最初の勢いは草深が作り上げたものですので、そこは本当によく頑張ったと思います。
ホームの後押しを受けて、気合いが入っていたのかなと思います。

ーー倉敷の印象は?

チームを作り上げてから長いと思うので、成熟度はあると思います。
ミスも少なく、安定度がサマーリーグから維持されていると思います。
サイドの2人はお互いに攻守のバランスが良く、ミドルに身長のある外国籍選手が加入したのに加え、オポジットの選手が攻撃を切り替えてきたり、対応の早さも感じました。
なかなか完成されたチームだなと感じました。

ーー草深主将に。第3セットに流れを変えました。コートインするときにはどんなことを考えた?

草深:もう点数を取ろう、と(笑)
守備は黒川が得意なので、自分はポイント取ることで見せようという気持ちでした。
コートインして円陣を組んだ時に「ベンチにいて一番元気なんだからお前がやれ」みたいな感じでみんなに言われたので、それに応えてやろうかなって思いました(笑)

ーー連続得点の原動力になりましたね。

草深:急に入ってきてバックアタックを連発したので、そこに相手が戸惑ったのはあるかと思います。
みんなが気持ちを乗せてトスを持ってきてくれたので、そこに応える気持ちでやっていました。

ーー第4セットにチームが勢いを継続できなかったのは?

草深:第3セットの勢いのまま行ってしまいました。マークも付きますし、冷静にリバウンドを取ったりすることが必要だったと思います。

ーー近藤選手に。新人プレーヤーですね。自身の強みは?

近藤:大学の時はフルで出ることはなく、苦しい状況のフロント3ローテで「点数を決めてこい」と投入されていました。
メンタルは強い方だと思います。パワーで相手のブロックを打ち抜いたり、バックアタックも強みにしています。
そういうところですかね(笑)

ーー試合後にファンイベントがありました。ファンとのふれあいを経験して。

近藤:大学の時もコロナ禍で実際にファンの方と触れ合うことができませんでした。
今、ファンの人と対面してお話ができて、こんなにたくさん応援してくれる人がいるんだなということを実感できています。
もっと頑張らないといけないな、と。自分が頑張る力になっています。すごく嬉しいことだなと思っています。

ーー黒川選手に。開幕2戦にスタメン起用。どういうことを期待されている?

黒川:チームを盛り上げることもそうですし、攻撃と守備のどちらかではなく、フロントで少し調子が悪かったらバックでレシーブを頑張る、サーブレシーブで少しでも誰かを助けるとか、やれることがたくさんあると思っています。
調子が悪い時でも下を向かずに声を出すとか、そういうところもやっていけたらなと思っています。
逆に調子が良い時は自分だけじゃなくてチームを引っ張っていくことも求められるでしょうし、そういう面でも安定した選手になれるように経験を積みたいなと思っています。

ーー昨シーズンV2を経験して感じたこと、今シーズンに活かせそうなことは?

黒川:昨シーズンはチームがVリーグ1年目で、チャレンジャーとして戦ってきました。
自分たちの流れを出し切ることが難しくて、相手のミスに少し乗じたりとか、そういう戦い方だったと思います。
V2はファンの方も多いですし、ホームゲームはすごく盛り上がります。
自分たちは今年V3で戦いますが、今度はVの先輩としてV3を作り上げていかなければならない。チームにはそういった責任感もあってプレッシャーになっていたのかなと思います。
お客さんがチケットを買って観に来てくださるわけですから、仮に負けたとしても、しっかり魅せるバレーボールをしていけたらと思っています。

ーー個人の目標は?

スパイカーならスパイクを決めるのは当たり前なのですけれども、調子が上下してしまうところがあるので、もっと安定した選手になりたいです。
それからサーブも自分の武器です。サーブでブレイクをしっかり取っていける選手になりたいと思っています。

撮影 堀江丈

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