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2023-12-09 22:17 追加

男子の近大がVC長野も破り、準々決勝へ。女子は姫路が埼玉上尾にストレート勝利。青学大も東レにフルセットの善戦 天皇杯・皇后杯

天皇杯・皇后杯ファイナルラウンド 2回戦の結果

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 令和5年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンドは9日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で男女の2回戦(各8試合)を行った。

 2回戦からV1男女のシードチームが登場。男子は1回戦でV1のヴォレアス北海道にフルセットで勝利で2回戦に進出した近畿大がVC長野トライデンツと対戦。この試合もフルセット勝利し、大学勢で唯一準々決勝に駒を進めた。大学4冠を達成した早稲田大は昨年同大会覇者のジェイテクトSTINGSと対戦。第1セットをデュースに持ち込むなど3セットとも20点を超える得点で健闘したが、ストレートで敗れた。東京グレートベアーズと対戦した東亜大も早稲田大同様、第1セットでデュースの接戦となったが、ストレートで敗退。高校で唯一2回戦に進出した駿台学園高は昨年V1覇者のウルフドッグス名古屋にストレートで敗れ、姿を消した。


 一方の女子は、青山学院大が昨年同大会とV1で準優勝の東レとフルセットの激戦に。第5セットは20-22までもつれたが、惜敗し、コートを去った。1回戦で東海大をストレートで下し、2回戦に進出したV2のヴィクトリーナ姫路はV1上位の埼玉上尾メディックスにもストレート勝利。アヴィタル・セリンジャー監督が就任し、日本代表の井上愛里沙、柴田真果らの加入で戦力を上げた姫路はV2リーグでは失セット0を続けている。V1のチームを相手にどのような戦いを見せるか注目されたが、セットを落とすことなく準々決勝に駒を進めた。


 10日は同じ会場で男女の準々決勝各4試合が行われる。

【2回戦の結果】
■男子
福岡大 0-3 東レアローズ
ジェイテクトSTINGS 3-0 早稲田大
近畿大 3-2 VC長野トライデンツ
ウルフドッグス名古屋 3-0 駿台学園高
日本大 0-3 パナソニックパンサーズ
東京グレートベアーズ 3-0 東亜大
フラーゴラッド鹿児島 0-3 JTサンダーズ広島
日本製鉄堺ブレイザーズ 3-0 天理大

■女子
ヴィクトリーナ姫路 3-0 埼玉上尾メディックス
JTマーヴェラス 3-1 プレステージ・インターナショナルアランマーレ
PFUブルーキャッツ 3-1 トヨタ車体クインシーズ
NECレッドロケッツ 3-0 フォレストリーヴズ熊本
青山学院大学 2-3 東レアローズ
日立Astemoリヴァーレ 3-1 KUROBEアクアフェアリーズ
岡山シーガルズ 2-3 デンソーエアリービーズ
久光スプリングス 3-0 東京女子体育大

【準々決勝の組み合わせ】
■男子
ウルフドッグス名古屋―近畿大
ジェイテクトSTINGS―東レアローズ
日本製鉄堺ブレイザーズ―JTサンダーズ広島
東京グレートベアーズ―パナソニックパンサーズ

■女子
NECレッドロケッツ―PFUブルーキャッツ
JTマーヴェラス―ヴィクトリーナ姫路
久光スプリングス―デンソーエアリービーズ
日立Astemoリヴァーレ―東レアローズ

写真:坂本清、縞茉未、堀江丈

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