2023-12-15 13:37 追加
ジェイテクト・藤中優斗「相手のサーブが非常に強かったですし、逆に自分たちのサーブが入らなかった」 天皇杯インタビュー
天皇杯 ジェイテクト藤中優斗インタビュー
V1リーグ 男子
12月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた令和5年度天皇杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド準々決勝ジェイテクト対東レの試合後のジェイテクト藤中優斗選手(アウトサイドヒッター)のコメントをお届けする。
一言で自分たちのバレーができなかったかなというのがあります。
――天皇杯前のVリーグで3連勝していたがチームの状態についてどのように感じていたか?
藤中:順位的(10チーム中6位)には厳しい状況ですけど、決して下を向くようなことはなく雰囲気も悪くないですし、やるべきことをしっかりやっていこうということがありました。
特に雰囲気が悪くもなく天皇杯に挑めました。自分たちの中で今日はあれっていうサーブがうまく入らなかったり、そういう部分があったのかなと思います。
――今日準々決勝で対戦したのが直前のVリーグのホームゲームで2連勝した東レということは意識されていたか?
藤中:特に意識はしていないです。お互いデータがある中での簡単ではない状況ではないと思います。
相手のサーブが非常に強かったですし、逆に自分たちのサーブが入らなかったです。その差が一番かなというのはあります。
――今日はサーブが一番差があったのか?
藤中:自分たちのレセプション(サーブレシーブ)が乱れてこちらのサーブは機能しませんでした。こういった展開になってしまうのは必然かなと思います。
――天皇杯は残念ながら終了となりましたが、Vリーグでの今後の改善点は?
藤中:まず、1番はアウトサイドヒッターのスパイカーの決定力が1番です。
そこをもっとセッターとコミュニケーションをとるのはもちろんですけど、スパイカーが勇気を持って打つことが一番だと思います。
そこをしっかり決めきることの改善が一番だと思います。改善できればまだまだ先は長いですし、まずは(ファイナルラウンドに残れる)6チームにも入れると思うので、改善していけると思います。
――今シーズンウルナウト(ティネ)選手、都築(仁)選手がオポジットに入った際に藤中選手とレセプションを組むアウトサイドヒッターの選手が変わるが気にはなるか?
藤中:2人の選手それぞれがオポジットになったときの役割。自分の役割っていうのは、特に変わらないので落ち着いたプレーをできるように。ここぞという時に決められるように、自分の意識、役割を全うすることだけを意識しています。
――(取材日に)世界クラブ選手権で兄弟の2選手(藤中謙也、藤中颯志)が出場されているがシーズン中ということもあり試合は見ていない感じか?
藤中:昨日、試合の時間帯的にフルで見ることは難しいですが、結果やハイライトを見ています。
特別意識しているわけではないですが、頑張っている姿は凄く僕自身も影響を受けます。
――ご兄弟にエールがあれば。
藤中:日本の代表ということで、そこまで意識はせずにサントリーらしいバレーをして頂ければなと思います。
(※取材後サントリーは3位決定戦でトルコのハルフバンクに勝利し3位となった)
写真:黒羽白
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