2024-01-07 03:13 追加
準決勝の組み合わせが決まる。男子は駿台学園✕昇陽、福井工大福井✕鎮西、女子は就実✕誠英、旭川実✕下北沢成徳 春高バレー
春高3回戦、準々決勝の結果
高校バレー 女子 / 高校バレー 男子
ジャパネット杯春の高校バレー 第76回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は6日、東京体育館にて男女の3回戦と準々決勝を行った。
毎年、3回戦を勝ち進んだチームは同日に準々決勝を戦うダブルヘッダーとなる大会3日目。男子は初出場の浜松修学舎(静岡)、女子は出場3回目の横浜隼人(神奈川)が準々決勝進出を果たした。準々決勝では浜松修学舎は名門・鎮西(熊本)と対戦し、ストレートで敗退したが、第1セットは接戦となり、25-23まで相手を追い詰めた。
一方、横浜隼人は三冠を狙う下北沢成徳(東京)と対戦。第1セットをデュースの末先取し、コートは歓喜に沸いた。しかし、第2セット以降は下北沢成徳が本来の調子を取り戻し、横浜隼人はフルセットで敗れ、コートを去った。セッターの長井里緒主将(3年)は「相手に対策されたのもあるし、自分たちの良さであるレシーブの粘りが機能せず、勝負に持って行けなかったのが痛かった」と分析したが、同校の史上最高となるベスト8という成績については満足しているといい、「最後は相手の強さに勝てなかったが、やり切ることができ、楽しかった」と話した。
準々決勝では2年連続2回目出場の昇陽(大阪)が32回目出場で日本代表の小野寺太志選手などを輩出した東北(宮城)を接戦ながらもストレートで下し、ベスト4進出を果たした。準決勝では昨年優勝校の駿台学園(東京)と対戦する。浜松修学舎を下して3年連続の準決勝進出を果たした鎮西(熊本)は男女を通じて福井県勢で初の4強入りを果たした福井工大福井(福井)と対戦する。
昨年、新型コロナウイルスの影響で欠場を余儀なくされ、3連覇への挑戦が阻まれた就実(岡山)は同じく強豪の金蘭会(大阪)をストレートで下し、準決勝に進出。昨年準優勝の誠英(山口)と対戦する。
また、32回目出場ながらセンターコートから遠ざかっていた旭川実業(北海道)は都市大塩尻(長野)にフルセットで勝利し、1992年以来の4強入りとなった。準決勝の相手は強豪の下北沢成徳となるが、U19代表・トヨタ車体内定の笠井季璃主将は「国体で敗れたリベンジを果たしたい。センターコートで戦えるのは4校だけ。ここまできたら楽しんだ人が勝てると思うので、自分がチームを引っ張って、さらに楽しいプレーができたら」と笑顔を見せた。
準決勝の組み合わせは以下の通り。
【男子】
10:00~ 駿台学園(東京)✕昇陽(大阪)
12:00~ 福井工大福井(福井)✕鎮西(熊本)
【女子】
14:15~ 就実(岡山)✕誠英(山口)
16:15~ 旭川実(北海道)✕下北沢成徳(東京)
写真:坂本清
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