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会見・コメント

2024-01-17 21:05 追加

埼玉上尾・黒後愛「移籍して初めてのホームゲームでガチガチに緊張した」東レ・大崎琴未「連続でミスになってしまう普段負けるパターンが出た」V1女子会見

SV女子

●大崎琴未選手(ミドルブロッカー)

今日は相手のブロックが凄く高く、ブレイク率が高いチームという想定で試合に臨みました。
スパイクの打ち方や、スパイカーに対するブロックのマークはきつくなるのを想定して入りました。
そこを決めきれず、繋ぎのところで自分たちからのミスがありました。
上尾が落ち着いて丁寧にやっている中で自分たちがバタバタして崩れていく流れになってしまいました。
相手の攻めてくるサーブに対して我慢できる場面もありましたが、連続でミスになってしまう自分たちが普段負けるパターンが今日は出てしまいました。
●深澤つぐみ選手(アウトサイドヒッター)

この1週間をかけて、相手のサーバー、スパイカーの特徴で対個人に対するディフェンスの仕方を対策してきました。
逆に東レ側が(相手から)対策され、その攻撃が通らず、サーブターゲットを狙われて直接失点(6点)が増えてしまいました。
チームとして出だしを大事にしている中で、先週の年明けの2戦に比べて自分たちが大人しいというか、勢いに乗れた出だしができなかったのが反省です。

――深澤選手に。サーブで崩されたのは自身が崩れたからなのか相手が良かったからなのか?
深澤:正直、今シーズンの個人としても東レのチームでもサーブレシーブが苦しい部分があります。(54.4%で12チーム中12位)
チームとして直接失点をなくそうと言いました。
最初の方は我慢できましたが、途中で直接失点が出たり、その直接失点が出た後に切り替えができずに連続失点というケースが出てしまいました。
切り替えという部分では自分たちでどうにかしていかなければという感じです。

――直接失点を引きずってしまうところがあるか?
深澤:ミスしてしまったことはしてしまったで次に行かないといけないと思っています。
そのミスを引きずっている部分が次の失点に繋がってしまっていると思っています。
そこは修正していきたいと思います。

――第2セットの途中で1回交代してコートの外に出て、そこから第3セット途中から再度起用されたが、コート外に出たところで感じたところを中に入った時に活かせたというところはあったか?
深澤:第2セットで点差が開いた時も、自分たちの持ち味である明るさ、勢いというのを出していこうという話はありました。
第3セットに入ったときはプレーどうこうというよりかはガッツを出して声を出してというのを意識して入りました。

――大崎選手に。大崎選手の打数が多い(11打数/119打数=9.2%)ように見えたが、ヌワカロール選手の打数を増やさずにチーム全体で攻撃をする作戦だったのか?
大崎:関選手はミドルをどんどん使ってくれるセッターです。
自分自身も今シーズンにしっかり決めきれることが増えていた(アタック決定率50.3%で3位)ので、そこは信頼してもらっていると感じました。
今日は(自分に対する)マークが厚い中で、いつも通りにしっかり決めきることがあまりできませんでした。
その決めきれなかった中でも自分個人としては何か掴んだものがありました。
決めきれなかったとしても、次こうして打ってみたら、もしかしたら違うかもしれないと感じるものがありました。
明日、今後の試合で今日感じたことを繋げていきたいです。(翌日のトヨタ車体戦では9得点/17打数=52.9%)
またその信頼をセッターに持ち続けてもらえるように、ミドルとして頑張っていきたいなと思いました。

――ディフェンス面ではトランジションに繋げるようなプレーはできたか?
大崎:レセプションもそうですがディフェンス面もチームの課題の一つです。
切り返しのところでそのパスが返らなかったり、チャンスボールでもAパスにできないことが結構多いです。
昨シーズンに比べてトランジションからの攻撃が減ったかなとは思います。
でも昨シーズンよりも返ってきた時にしっかり決めきれるようにというのは凄く意識するところが高くなりました。
今日はあまりその展開は多くありませんでしたが、そこの面は終盤戦に向けてもっとチームとしても上げていきたいと思います。

――春の高校バレーの決勝戦で深澤選手の出身校の就実と大崎選手の出身校の下北沢成徳が決勝で戦う形になりましたがチームの中で話題になるのか?
深澤:おめでとうみたいな会話はしますが、ちょっとあるかなぐらいです。
大崎:成徳だね決勝ぐらいの会話です。
深澤:お互い盛り上がっているかなぐらいです。

――母校の活躍は気にかけていることはあるか?
深澤:今の3年生は私が3年生の時の1年生ということもありますし、母校としてずっと気にかけてはいます。
去年どんな形であり、大会直前の棄権で会場に入れなかったという話を後輩からも直接相談を受けていましたし、(西畑美希)監督さんとも少し話したりしていました。
そういう苦しい中でも頑張っている後輩がいるのは自分にとっても凄い刺激になっていると思います。
大崎:私は小川(良樹)前監督の時の正徳でした。自主性など大切に選手を育てていたので、その(小川監督最後の)代が春高に出られなかった、今年は出て優勝したというのも、その代のカラーです。
自分たちが1年でやってきた事という結果がそれになっていると思います。
私は卒業生ですが、出られなかったから残念だったとは思いますが、また切り替えて来年のまた別のチームという形で自分たちが作っていってねっていう目線です。
頑張っているから私も頑張ろう!というのはもちろん思うんですけど、春高などを見ていても、今年はこういうチームだなという感じです。

写真:黒羽白

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