2024-02-03 08:00 追加
東レ・小澤宙輝「気持ちの方向を一つにしてバラバラになることなく一体となって戦えたので、それが結果に繋がった」V1男子会見
SV男子
東京GB、VC長野、ヴォレアス戦で勝利をし6連勝で迎えた前週1月20日のパナソニック戦では東レは第3セットを取り返したものの1-3で敗戦となった。その時の会見も併せてお届けする。
●富田将馬選手(アウトサイドヒッター)
自分たちのバレーボールができずにああいう点差で負けてしまってはいました。
サイドアウトが取れていなかっただけだったので、その中でもポジティブに捉えてそこを修正すれば絶対食らいついていけるのは分かっていました。
(第2セットの後の)時間が空いた後に第3セット目切替えて行けたのは良かったです。
勝てなかったのはとても悔しいです。
●武田大周選手(リベロ)(内定選手: 明治大学在学中)
自分は今富田さんが言ってくれたように修正する部分はもう明確になっていると思うので、明日は第1セットの段階から熱を上げていけるように。しっかり準備していきたいなと思っています。
個人的には内定で初めてのホームゲームでした。
内定だからどうというわけではありません。
答えたら同じだと思っているので、そこは自分のやるべき仕事をやらなければいけません。
チームを後ろから支えていかないとないなと思っています。
プレーに関してもそうですし声でいろいろできることもあるので、そういう部分でチームを明日は支えて1勝もぎ取れるようにしたいなと思っています。
●小澤宙輝選手(アウトサイドヒッター)
第1、2セットは試合前に思い切り攻めてやっていこうというのをチームで意思統一して皆やろうとしていましたが空回りしていた部分とかがありうまくハマらない部分がありました。
第3セットぐらいからしっかりハマってきて自分たちのバレーを展開することができたらセットが取れました。
第4セットも競った試合になったと思いますが、中盤ぐらいで我慢しきれなかったところが、負けてしまった要因でした。
――全員に。ホームゲームで満員の中でプレーをした中でチームに対して(ホームでやることがが)力とかなっている点はあるか?
富田:はい、ありがたいことにこうやって皆さんが会場を埋めてくれてで、ホームゲームらしい一体感のある会場を作ってくれていいます。
その中で勝てないと来てくれる人も来てもらえなくなってしまうと思います。
よりファンの皆さんを楽しませるようなバレーボールをするのと一つでも多くの勝利会場のために取っていきたいなと思います。
武田:自分は初めての経験なので、凄く雰囲気が作られていて、自分たちの力にもなります。
ファンの皆さんと一緒に雰囲気が作れていることはやっていて楽しいなって思います。
ただ翔馬さんが今言ったように勝たなければ意味がないと思います。
勝つためにバレーボールをやっているので、そこはしっかり楽しいとかだけではなく結果で残せるようにしていきたいなと思っています。
小澤:ファンの皆さんの応援のおかげで第3セットも自分たちのプレーに上乗せというか、皆さんの声援があったので、うまく波に乗ることができて、流れをこっちに持ってくることができたのが大きいです。
サーブ打つ時もすごい声援とか聞こえますし、やりやすい環境の中でやらせて貰えています。
――武田選手に。年明けからほぼスターターでやっている中で、Vリーグのいろいろサーバーのサーブを受けた感想は?
武田:今日だったらテレビで見ていた方たちが相手にいてどんなサーブが来るのかは楽しみでした。
その中でもそこまで崩されているわけでもないし、自分の中では凄く手応えが感じられました。
あまりまだ実感はないですが自分のプレーとかサーブレシーブ(レセプション)の能力が通用していると思うので。これを勝ちに繋げていけるようにしたいなと思っています
――リベロとしてレシーブの場面でアウトサイドヒッターを統制する立場になるがどのようにリベロとして守りたいと思っているか?
武田:自分も取れる範囲の限界があります。
そこは無理にやらずに。翔馬さんもいますし小澤さんだったらこう。ワンコース取ってもらうとか、そういう役割分担をしっかりしていました。
そこまで崩されることは今日なかったので、そういう意味ではしっかりコミュニケーションが取れてできているかなと思います。
――小澤選手に先ほどミスがあっても切り替えてできるようにと言っていましたが、今日については大分それができている印象を持ったが今までとの違いは?
小澤:いやあそうですか?(笑)
やっている自分としても。特に第4セットで感じましたがサーブで狙われて自分が無理に打ちに行ってキルブロックをされた場面で、切り替えようとは思っていますが、どうしてもやられたことに対して。やっぱり思うところあります。
それを切り替えるまで将馬さんや周りの選手が切り替えようと声をかけてくれて、ハッと自分に我に戻れるというかそういうのもあります。
外の皆さんにはそういう風に見えたのかなと思いますが、まだ自分で感情のコントロールができてない部分があります。
そういうところを日々の積み重ねというか、明日すぐ全部できるわけではないと思いますが、少しずつ変えていけたらなと思っていました。
――富田選手、小澤選手に。武田選手が入ったことで何か変わったことはあるか?
富田: 大周はパスの範囲が広いので自分も無理にして取り行かなくていいです。
任されたところだけ自分はパスをしてそれでも間とかに来たらなどコミュニケーションが取りやすいので、そこは信頼しながらできているかなと思います。
小澤:(相手のサーバー)フローター(サーブ)だったら(レセプション)やらないというか取ってもらえるので気持ちの上で楽になっています。
気持ちの面でも体的にも攻撃に専念ができるので(武田選手に向かって)ありがとうございます。
――実際に西田(有志)選手サーブを受けてみてどうだったか?
武田:受けてみてそこまで崩される感じではないと思いました。
怖いイメージはないし、安定してできていたので、そこは収穫かなと思います。
ただライトのバックアタックとかに関してはチームの中でもここのコースはお前が拾えよっていうコースで開けてもらっていました。
そこが1本はもう今日は拾えなかったので、そこが一番悔しいです。任された部分は上げられるように修正したいなと思います。
――富田選手に。隙のない上位のチームとやっていく際にどうしていかないといけないと感じたか?
富田:所々でラリーになったところで自分たちが取れた場面もありました。
向こうに拾われてもこちらが拾っていれば負けることはないです。
自分たちがもっと相手を上回るぐらいのクオリティの高いバレーをしていかないと上位にも勝てないです。
といってもブロックだけでやろうとなっても、後ろとの関係性が取れてなかったら作戦で嵌められてやられてしまうと思います。
抜かすところは抜かして止められるところで止めるはっきりしたバレーをもっと展開していければ戦えない相手ではないと思います。
こちらからミスを出してしまったり、サーブに関しては全然いいと思いますが、スパイクの面で吹かして(ミスをして)しまう、タッチを取られるのを少なくしていかないとここから上位と戦う上で勝っていけないです。
チーム全体で統一しながらやっていきたいなと思います。
●篠田歩監督
第1、2セットうちのサイドアウトが全然取れなかったのでああいう点差(18-25)になってしまったと思います。
第3セット以降、そのサイドアウトの部分が上げられたので、ある程度いいゲームになったかなとは思います。
セット終盤強いサーブではなく簡単なサーブのところで崩れてしまったのはもったいなかったと感じています。
――年明け内定選手の武田選手をレギュラーとして起用しているが?
篠田:守備範囲も広いですし、サーブレシーブもうまいので(チーム)寄与しているという感じです。
力を発揮していると思います。
――小澤選手の評価は?
篠田:もう少し(アタック)決定率残してもらいたいなというのは正直なところあります。
今日やってみてディフェンスのところはパナソニックにも引けを取らないです。
攻撃面のところで(点差を)離されてしまっているなと感じます。
――パダル(クリスティアン)のプレーが良くないように感じたが?
篠田:クリスも悪かったですけど、酒井のトス(セット)横から見ていて上がってなかったので、そこはやっぱ修正しないといけないという感じがします。
――第2セットと第3セットでガラッと変わったが?
篠田:マッチアップが変わったというのもあります。
――西本(圭吾)選手が途中からすごくいい仕事をいたが?(ブロック4得点)
篠田:ブロック力という意味では西本の方がいいなという感じはします。
サイドアウトで得点を上げるためにどうするかというところがウチの課題だと思います。
ああいう併用になるというのは考えています。
難波(尭弘)のサーブも悪くないのでいろんな形で(メンバーを)固定するとかではないことは考えています。
写真:黒羽白
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