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会見・コメント

2024-02-03 08:00 追加

東レ・小澤宙輝「気持ちの方向を一つにしてバラバラになることなく一体となって戦えたので、それが結果に繋がった」V1男子会見

V1男子 東レ 会見

V1リーグ 男子

1月28日にこのはなアリーナ(静岡県)で行われたバレーボールV1男子、東レvs日鉄堺BZの試合後会見コメントのうち東レ分をお届けする。

■東レアローズ
●酒井啓輔選手(セッター)

今日は昨日ああいう形(1-3)で敗戦した後だったので気持ち的にも苦しかったとは思います。
全員で気持ちを一つにして戦えて勝ったというのは今日だけではなくて、今後の試合に繋がると思っています。
1週開きますけど、次からまた上位のチームと試合があるので、そこでより成長してファイナル行けるようにもっと頑張っていきたいなと思います
●小澤宙輝選手(アウトサイドヒッター)

昨日に引き続き今日も多くのファンの方々が会場まで足を運んでいただいて、応援して下さったので自分たちも力を出しやすい状況でした。
気持ちの方向を(チームで)一つにしてバラバラになることなく一体となって戦えたので、それが結果に繋がったかなと思います。
●上條レイモンド選手(ミドルブロッカー)

2人からもあったように、昨日は自分たちの気持ちが出しきれず、負けた試合だったと思います。
今日はまずそこをチームでもう一回一つになってやろうとミーティングでもありました。
それを体現できた試合なのかなと思います。
●パダルクリスティアン選手(オポジット)

ここ最近フラスレーションがある状態でした。
自分たち自身で何がうまくいってないのか分かっています。
今シーズン24試合やっていますが同じミスをする状態が続いています。
それらは基本的な技術、難しいことではないことに対するミスです。
それに対する今日の答えはそれに対してファイトをすることです。
それをずっとやり続けるのは疲れます。次の試合1週間空く形になりますが、これらを修正していくことが凄く大事だと思います。

――酒井選手に。今シーズン負ける試合の方が多い中でセッターとして出場し続けているがプレッシャー等は感じているか?
酒井:試合に出ること自体が多少のストレスは誰もが感じているところだとは思います。
結局負けているところがストレスにもなってくると思います。
そういう時にできるだけその気持ちではなくどういうプレーをしたかとか行動の方にもう少し目を向けることでストレスを減らしていけるかなとは思っています。
それでも未熟なところもあって思考の方に行ってしまいます。
できるだけ行動というか、技術が(試合で)出ないのは練習をするしかありません。
そこは切り替えて自分以外にも真子(康佑)と内定選手の(小野寺)瑛輝が入ってしました。
そこは競争というか2人ともいい選手なので負けられないという気持ちは常に持ちながら切磋琢磨し、セッター(としての技術と)いうものが向上していけばいいかなと考えています。

――ストレスで自身のプレーに影響するところはあるか?
酒井:まだ完成形というか、自分が目指しているところまでほど遠いところはあります。
少しずつ成長していくしかないというところはあると思います。
まだゴールではなくこれから成長していければいいなと考えています。

――今日はブロック3本決めたが?
酒井:あれはたまたまブロックできたってところはあります。

――開幕の堺戦で日本代表組の2人(髙橋健太郎、富田将馬)が不在で2連敗したが、今日髙橋選手が出場しない中で1つ勝てたことについて。
酒井:健太郎さんがいないのはある程度影響があると思います。
東レのミドルは凄くレベルが高いと思っています。
誰が出てもパフォーマンスを出してくれるので、あとはセッターである自分がしっかりそこを生かしきれるかっていうところも結構鍵になってきます。
これだけ攻撃力を持った選手たちがいるので。今日は少し生かせたかなという感覚があります。
スパイクを信じながら練習でもコンビ(コネクション)で作っていって、どんどんレベル上げていけばいいかなと思っています。

――上條選手に。最近先発起用されることが多いがどのような形で入ろうしているか?
上條:僕に対してサイドアウトなどの攻撃力の部分は凄く求められていると思います。
まずどの試合でもそうですけど、起用されたときはまずそこの仕事をしっかりしようという風に自分の中では毎回思って入っています。
プラスアルファとして戦術的な部分で東レミドルブロッカーのブロック力のイメージを発揮きるようにシステムに沿ってブロックをもっと頑張らなければいけないと思います。
今日の試合もブロックのところで、意識の問題でポイントにできるブロックもあったので、そこの部分で改善してやっていきたいと思います。

――酒井選手、上條選手に。ファイナル6に残るための大事な2戦を1勝1敗で終えたことについて。
酒井:勝利できたことはホッとしています。
順位的にはその5位と6位の間に差があるので、これを埋めていくためには上位に東レが勝っていかければなりません。
そこは今日勝ったことはホッとはしていますが、ここからがもっと勝負で最終的に自分たちはファイナルに行って勝たなないといけないので、ここに向けて成長できればいいなと思っています。

上條:正直僕は順位を意識していませんでした。
ここから少しでもファイナルに向けて順位というよりは、これから最後そのファイナルで勝つということを目標にして、その中でチームをどうやって作っていくかです。
今日勝ったのは嬉しいですけど、勝ったことが全てではないですし、これからまた勝っていかいかなければという気持ちで今日やっていました。

――小澤選手に。今日は16得点と得点を多く上げていたが?
小澤:今シーズンでは一番多いと思います。キャリアハイかはわかりません。
今シーズンは本当に不甲斐ないプレーしかありませんでした。

――今日の手応えとしてはどうだったか?
小澤:やってはいけないことというか、昨日の試合から振り返って、今日その昨日の反省を踏まえて、自分の中でいくつかルールを決めていました。
そこを意識してやったらいい結果に繋がったのでそこは良かったです。

――具体的にルールとは?
小澤:例えば相手の(シャロン)バーノン(エバンズ)選手が選手に対してブロック飛んでいたらそこには絶対打たないっていうことなどです。
他にもいろいろありますが最近いいプレーがなくて今日だけの一発のみなので継続しないいけないというのはあります。
今日うまくいったからといってあんまり…そういう気持ちです。

――対照的にそのサーブレシーブ(レセプション)でも今日28本受けて成功率が62.5%という高い数字を出していたがそれがスパイクに良い影響を与えたか?
小澤:サーブレシーブは直接失点と相手に返してしまわず、コート内にキープとするというところを大前提として考えています。
最近サーブレシーブに関しては感覚的にいい感じで来られています。
そこに関してあまりストレスがかかってない状態です。
攻撃に今日はフォーカスしていたのでサーブレシーブがいい影響を与えているとは思います。
感覚的にはいいメンタルで臨めていたのでそれが良かったと思います。
(富田)将馬さん、(渡辺)俊介さんともいいコミュニケーションが取れ、取る守備範囲が明確になっていました。
そこも良かった要因の一つかなと思います。

――パダル選手に。今日は小澤選手とブロックチェンジをして相手のライトのバーノン選手に対峙してブロックをしていたが昨日の結果を踏まえた対策だったのか?
パダル:昨日も何回かはチェンジをしていると思います。彼は凄い選手だと思いリスペクトしている上で、アタックのバリエーションは多くなく、高さと力が特徴です。
今日は彼の自信をなくさせるというところが一番ターゲットでした。
一番高いブロックを彼に当てるということをチームの作戦として持っていました。
それを続けられた理由としては反対サイド(ライト)で将馬と小澤がかなり良い仕事をしてくれ、よりプレッシャーをかけられる状況でした。

――第4セットの連続ブロックがその成果となったか?
パダル:ディフェンスがかなり機能していて、(アタックを)長く打ってそれを拾われていくと、多分もっと強く打ちたくなり、下に打ち出すっていうところもしてくると思います。
ディフェンスが機能したというところです。
最初は彼(バーノン選手)が自分に対して打ってきてそれをディフェンスしました。
それで多分同じこと続けたくなくなり、強く下に打ってきたので自分がブロックできたという感じです。


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