2024-02-15 09:18 追加
仙台・鈴木音「リスクを負って攻める、堂々とエースと言えるようになりたい」、栁下夏苗「打力とコース幅が強み。エースとして点を取る」V2女子
V女子
2月10日
千葉 0(25-27、22-25、19-25)3 仙台
●末永真由選手(ミドルブロッカー)
千葉さんとは今季2回目の試合でした。前回も粘り強くレシーブが上がるチームだなと思っていたんですけれども、やっぱり今回もすごく粘りがあって長いラリーが続く場面が多かったです。苦しい場面もたくさんあったんですけれども、徐々に自分たちの流れを掴み始めることができました。前回と同じくストレートで勝ち切れたのは良かったなと思います。
●栁下夏苗選手(アウトサイドヒッター)
自分たちの流れにもう少し早く持ってこれたら、試合運びもある程度楽になったんじゃないかなと思います。まだまだ修正点がありますし、1点を取りきることをチームの課題にしています。 明日のJAぎふ戦に向けて課題とか修正もありましたが、良いプレーも出たのでそこはプラスにしていきたいと思っています。
ーー末永選手に。体制も一新されましたが、今季のリガーレの良さはどこにある?
末永:今までもそうでしたが、リガーレはレシーブで粘って、そこから一人ひとりが「自分がエースだ」「自分が決めるんだ」っていう強い気持ちを表現しているチームです。その良さはずっと継続してやっていきたいですね。
皆さんからは「本当に楽しそうにバレーボールをするチームだね」って言っていただけることが多くあります。そこが自分たちの一番の魅力、私たちのチームの色かなと思っています。
ーー昨シーズンは「エース」を襲名してサイドにも挑戦しました。今季のプレーは?
末永:今シーズンはミドルとしてやっています。今までも速攻を打ってはいましたが、そこにちょっと課題が多くありました。
今シーズンはしっかりミドルとして速攻で点数を決めることを目標としてやっています。少しずつではありますが、ミドルとしての手応えも出てきました。それに加えて、ブロードだったり高いトスもしっかり打ち切れるようにやっていきたいと思っています。
ーー栁下選手に。加入2年目、リガーレというチームに対する感想は?
栁下:私は地域リーグ(山梨中央銀行)から上がってきました。
当たり前ですけどみんな自分より上手くて。個々のプレーの質だったり、リガーレの特徴であるつなぎの部分だったり。1本目の守備範囲だったり。球際の強さとか見習わなければいけないところがたくさんありますね。
そこは1年目と変わらずなのですが、2年目になって試合に出ることが各段に増えましたし、自分も年齢としては上の方になるのでチームを牽引する、勝ちにこだわる、気持ちを出すところを役割として担っていかなければと思っています。そこは今季、特に意識してやっています。
ーー地域リーグ時代から名前は響いていました。V2の中で力も発揮していると思います。
栁下:雑賀さんが監督に就任されてまず一つ変わった点がアタッカー陣の助走への意識、インパクトへの意識ですね。
今までは拾って繋ぐけれども、決定打に欠ける部分もあって。惜しいラリーはあるんだけれども…という。
どんなにラリーが続いてもしっかり助走を取って強い打球を繰り出す、今はそういうアタッカーの意識がチームの一つの特色になっていますね。
自分が1点を決めきる、自分がエースとして点を取る。私は身長がないかもしれないですけれども、打力とコース幅の工夫が自分の強みだと思っています。そこを一番に意識してプレーしていこうと思っています。
ーー少し話が変わりますが、オフシーズンは選手の方々のプライべートショットをSNS上で多く拝見しました。
江川優貴選手も個人でファンクラブを設立されたり、みなさんいろいろな活動されていますね。
栁下:(写真撮影は)江川が最初に誘ってくれて。「良いロケーションがあるからみんなで行こうぜ」みたいな(笑)
今シーズンが始まる時、チームの新しい挑戦についていろんな話が出ました。その中で、選手一人ひとりがSNSを工夫したり発信を多くしていこう、と。
違う一面というか、バレーだけじゃないところもお見せできて、そこはファンの方も楽しんでいただけているのかなって思っています。
末永:もちろん試合の写真を撮っていただいて、それをSNSに上げてくださることも本当に嬉しいと感じています。
今回のチャレンジは普段は見せないところというか、見る機会がないプライベートな私服の写真だったり、そういったものを素晴らしいカメラで綺麗に撮っていただいて、それをまたファンの方に見ていただくというものでした。
また違う世界も広がっていくと思いますし、リガーレ仙台の知名度が上がるんじゃないかなと考えて挑戦しました。
SNSの更新は今シーズンみんな特に力を入れて取り組んでいますね。
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