2024-02-21 07:00 追加
セン両役者がコートに再臨。GSS東京・松尾由紀子「またちょっと戻って来ちゃいました」、森田英莉「自分の仕事はレシーブ。みんなに良いパスを出したい」 Ⅴ2女子
V女子
●笛木彰監督
第1セットでセットポイントを握りながら取りきれなかった、この影響が次のセット以降に出たかなと思います。
JAぎふさんの勢いがそのまま第2セットに乗り移って、それを止めることができなかった。
そのせめぎ合いの中でチームの若さが出てしまったというか、勝ち急いだわけではありませんが、あそこでもう一段ギアを上げて、集中力を高めなければいけないところでしたね。
今日はスタートのオーダーを思い切って変えて臨みました。
まず、守りを固めようと普段リベロの森田をセッター対角に据えて、バックにリベロが2人いるぐらいのつもりで繋ぎの体制を作りました。一定の効果はあったと思うのですが、光広と付以外のところで点が取れる場面が少なくなってしまい、セッターもトスの配給に苦労したんじゃないかなという感じです。
ーー森田選手をオポジットに持って行ったのはディフェンスの厚みを出したかった、と。
笛木:森田は大学時代いろいろなポジションをこなしてきていたので、それなりにやってくれるだろうという期待もありました。その期待通りに今日、活躍してくれたと思います。
セッターも今シーズン、スタートで初めて松尾を使って少しチームを落ち着かせようかな、と。頑張ってくれたと思います。
ーー光広選手がずっと素晴らしいパフォーマンスを見せていますが、そろそろ疲労も気になるのでは?
笛木:光広に関しては、ここ一番で自分のところにトスが来ないことの方がストレスになるかなと思っています。
打たせて調子が出るタイプですし、第1セットはバックアタックもかなり打っていました。
先週の流山のフルセットの試合ではたしかにバテたところもありましたが、今日はそういうことはなかったと思っています。
ただ、大学でも相当の練習をこなしてきていますし、本人は口にしませんが、その疲れはあるかもしれません。
ーールーキーの大崎まりん選手(西邑楽高卒)はOGの鬼塚雛子さんの教え子になりますね。彼女に期待していることは?
笛木:オポジットなどいろんなポジションをやらせています。サーブレシーブもできるのでサイドにも挑戦してほしいと思うのですがですが、高校でもミドルでしたし、やっぱり本人も一番自信があるのはミドルのようですね。
彼女が活躍することでチームの雰囲気も変わるところがあって、そういうところも含め期待しています。
来週は彼女の地元、桐生でのホームゲームですので、やってくれると思っています。
撮影 堀江丈
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