2024-02-21 06:20 追加
東京GB・古賀太一郎主将「ハイキュー!!はバレーボールに興味を持って貰う上で広い入口になっている」柳田将洋「ハイキュー!!を見てから実写のような世界観で楽しんで貰えるのが今の僕らのバレーボール」 V1男子会見
SV男子
●カスパーヴオリネン監督
サイドアウト局面は強かったかなと思います。
ブレイクポイントに関しては予想していたよりは少しできなかったです。
特にカウンターアタックの部分ができなかったかなと思います。
明日はカウンターアタックを少し成長させて良くしていいゲーム展開をより作れるかなというふうに思います。
自分たちのシステムを選手全員が信用して、そこで自分たちが何をやっているかというところがしっかり明確になっているところは良かったと思います。
――アラウージョ選手が復帰したことについてどうとらえているか?
ヴオリネン:彼は凄くいい選手ですし、我々のバレーボールスタイルに凄くフィットしています。帰ってきたことによってチームが良くなっていると思います。
ラファ選手がいなかったときもオポジットとして代わりに出た柳町(逸太)、戸崎(嵩大)、笠利(真吾)選手、これらの選手もいい仕事をしたことによってこういった状況になったと思います。
――アラウージョ選手がいない間にいろいろな選手が出場したことによってチームとして底上げができた感じか?
ヴオリネン:可能性を見いだすために、いろいろ変えることも時には必要です。
そんな中で彼らがライト側で攻撃をできるようになったっていうところはもちろん成長しましたし、土台が成長した部分ではあります。
それ以上にラファ選手が帰ってきたこともチームの助けになっているかなと思います。
――第2、3セットの終盤に柳田選手を戸嵜選手と交代させたがどのような点を重要視したのか?
ヴオリネン:柳田選手を少し休ませるというのも 1つありました。
それ以上に戸嵜選手は攻撃的なプレイヤーですし、ネット際での高いジャンプやブロック、スパイクが高いです。ネット際(フロントのローテーション)で使いたいと思っていました。この 2 つの理由です。
――第1セット目のシーソーゲームの中20-20のところで柳田選手がサービスエースを取り流れを掴んだと感じたが振り返ってみて。
ヴオリネン:本当にその通りだと思います。共感します。
それと同じように第3セットもシーソーゲームが続き、サイドアウトをお互いに取り続けて拮抗したゲームでした。
なかなかブレイクポイントが取れない中で、柳田選手が2回ブレイクポイントを取りましたので、そこもあの同じように変えたタイミングだったと思います。
VC長野さんは第1、3セット凄くいい試合をしていて、簡単な試合ではありませんでした。
第3セットの23-21で柳田選手のアイデアで(ボールがコートに落ちるより前にタッチネットをしたことに関する)チャレンジをし成功しました。私は気づいていませんでした。
――チームとして若手とベテランが融合していいチーム状況になっていると思うが。
ヴオリネン:オープンコミュニケーションをコンセプトにして私たちはバレーボールしています。
先ほど柳田選手がチャレンジをする時に私に対してコミュニケーションを取って伝えたように、若手の選手とベテランの選手達がオープンコミュニケーションを通して多くコミュニケーションするように心がけています。
そういったところが自分たちのチームの良くなった要因かなと思います。
写真:黒羽白
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