2024-02-25 02:10 追加
セミファイナルの組み合わせは、NEC対トヨタ車体、JT対埼玉上尾に決定 V1女子
V1女子 クォーターファイナルの結果
SV女子
バレーボールV1女子は24日、片柳アリーナ(東京都大田区)でV・ファイナルステージのクォーターファイナル、レギュラーラウンド3位久光対6位トヨタ車体、同4位埼玉上尾対5位デンソーの2試合を行った。
第1試合の久光対トヨタ車体はフルセットの大接戦となり、最終セットは久光のリードで進むが、12-12の場面からトヨタ車体が逆転し、セミファイナル進出を決めた。レギュラーラウンドでは2試合ともストレートで敗れていた相手だけにトヨタ車体の選手たちは喜びもひとしおの様子。鴫原ひなた主将は「このファイナルステージという素敵な舞台に立てているのは自分たちの力だけでなく、ファンの皆さんなど支えてくださる方々のおかげ。感謝の気持ちを試合で出していこうと臨んだ。勝てた実感はまだないが、明日も気を引き締めて戦いたい」と話した。前所属チームとの対戦となったリセ・ファンヘッケは、「監督がローテーションを回して、相手のマッチアップする選手が前回の久光戦と変わったことが助けになった。ファイナルラウンドはレギュラーラウンドより熱くなれる。明日のNEC戦も同じメンタリティーで戦いたい」と語った。
第2試合の埼玉上尾対デンソーも第2セットがデュースにもつれ込むなど接戦となった。デンソーはロザマリアにボールを集め、ルーキーの横山真奈、内定選手の石倉沙姫ら若手も躍動したが、対する埼玉上尾はレギュラーラウンドでもスパイク決定率2位(日本人で1位)の成績を残したベテランの青柳京古がこの試合も71.4%のスパイク決定率でブロックも2本止めるなど安定した活躍を見せた。一方、移籍後初のファイナルステージを戦う黒後愛は「正直、緊張や不安も大きかったが、同学年の選手などいろいろな人が声をかけてくれて、とにかく1点1点を喜んで、楽しんで試合をしようとコートに入った。チームの雰囲気や流れもよく、楽しめたのではないかと思う」と試合を振り返った。
この2試合の結果、トヨタ車体と埼玉上尾のセミファイナル進出が決まった。25日に行われるセミファイナルと3月2日に行われる5位決定戦の組み合わせは、以下の通り。
●セミファイナル(2月25日片柳アリーナ)
・第1試合(11時6分開始予定):NEC対トヨタ車体
・第2試合(15時6分開始予定):JT対埼玉上尾
●5位決定戦(3月2日高崎アリーナ)
12時開始予定 久光対デンソー
写真:黒羽白
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