2024-03-16 07:00 追加
ジェイテクト・本間隆太主将「10年間やってきた思いに浸りながらプレーをしていた」ゴゴールミハウ監督「彼がコミュニケーションを含め私のことをサポートしてくれたので感謝している」V1男子会見
V1男子ジェイテクト会見
SV男子
3月10日に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県)で行われたバレーボールDIVISION1 MEN、ジェイテクトvsVC長野戦後のジェイテクトのインタビューをお届けする。
なお、ジェイテクトのホームゲーム最終戦である本試合では今シーズン限りの引退を発表している本間隆太主将の引退セレモニーが行われた。
また3月11日に本間選手がSNSを通じて2024年4月より早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科でコーチングの研究並びにバレーボールのスキル・戦術の研究を行うこと、母校である早稲田大学バレーボール部の学生の指導に携わることを発表している。
■ジェイテクトSTINGS
●本間隆太主将(リベロ)
自分は4ヶ月ぶりぐらいにスタメンで出ていたのでまず体力が最後まで持つかと心配しました。
なんとかチームメイトを支えもあって、最後までコート立てて良かったなと思います。
試合内容は相手も非常にリスクを負ってきて、昨日よりいいサーブの本数が多かったので、そこでサイドアウトが切れない場面もありました。
関田中心に攻撃ができてストレートで勝てたのが最終戦、最終週に繋げられる一番いい要因になったのかなと思います。
●関田誠大選手(セッター)
昨日よりいいバレーができたと思いますし。ストレートで勝つことができて嬉しく思います。
●高橋慶帆選手(オポジット)
昨日よりも良い雰囲気でプレーができていたので、良い試合ができたかなと思います
――高橋慶帆選手に。最後のセットで足首を捻って立ち上がれない場面があった(その後プレーを続行)が影響はないか。
高橋(慶):大丈夫です。
――スタメンで出場し、セット(トス)も多く配分されており決まっているように見えた(14得点/28打数=50.0%)がプレーの評価について。
高橋(慶):サイドアウトが取れず、(トランジションで)2本目自分にセットが上がる際に、ミスを出してしまいました。
相手に3連続のブレイクを与えてしまったっていうのは反省しないといけないですし、そこでしっかり決めきれるような選手にならないといけないと思いました。
――関田選手に。今日は高橋(慶)選手にセットを多めに配分したように見えたが狙いは?
関田:相手のミドルブロッカーがうちのミドルに対してフロント(※相手のアタッカーの踏切位置に移動)してくるケースが多かったのでそこでBライトを使いました。
あとは本間さん中心にパスが返っていたので、それで攻撃しやすかったっていうのが一つあります。
――関田選手と高橋(慶)選手に。本間選手はどのようなキャプテン、存在だったか?
関田:チームにいい影響を与えてくれますし周りから外から見ていろんな視点、いろんな人に声をかけたりとかたくさんありました。
チームは本間さんに助けられた部分は多くあると思います。
高橋(慶):自分自身は4ヶ月、本当に短い期間ではありますが、コート内であってもコート外であっても一番多く声をかけて下さっていて本当に引っ張るそういう存在だったなと思います。
――本間選手に。マッチポイントでご自身のディグからトランジションのところから最後に得点に決まったことと、試合勝ったことについて。
本間:最後のポイントは関田が藤中(優斗)に上げてくれて、思い切って打ってくれたのは凄く嬉しかったです。
あれで決まらなくても次サイドアウトを切ればいいと思っていました。
――昨日少し出場して4か月ぶりにスタメンとして出場したことについて。
本間:特にないですが、10年間やってきた思いに浸りながらプレーをしていました。
あまり集中してなかったかもしれないです。
――引退のきっかけみたいなものはあったか?
本間:一番のきっかけは2021年に日本代表に選出されなかったときに、それまでずっとこう日本代表にかける思いとかが強かったです。
少し自分のモチベーションが10だとしたら9になって8になってとかそういうのがありました。
そこからこう考えていました。
引退については今いいセカンドキャリアの道で自分が希望してたところが見つかったので踏み切れました。(前述のとおり早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科での研究及び早稲田大学バレーボール部の指導を行うことを会見翌日に発表)
――現役生活の中で一番印象に残るプレーは?
本間:1番はVリーグで優勝した 2019/20の最後のパナソニック戦が一番記憶に残っています。
――今シーズン高橋和幸選手が同じポジションで活躍していたがどのような気持ちで高橋選手の活躍を見ていたか?
本間:僕は彼には入ってきた時からずっと期待をしました。
彼が日本一のリベロになって欲しいと思います。
現時点でも引けを取ってないと思いますが、もっと凄いリベロもたくさんいると思うので、これから彼が成長していって日本で一番凄いリベロって思われるぐらいの選手になって欲しいと思っています。
そのために自分の経験で少し思うところは彼にちょっと声をかけたりしていました。
凄く仲がいいので悪い関係ではありませんし、本当にそういう気持ちでいました。
――自身では今日の1本目の緊張感はあったか?
本間:ディグですかね、多分。
いや、緊張より先程も言いましたが、あまり集中してなかったので緊張していなかったです。(笑)本当に。
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