2024-04-02 22:44 追加
JVAが新ブランドローンチイベントを開催。新エンブレム、ユニフォームなどを発表。「龍神NIPPON」「火の鳥NIPPON」の愛称は廃止に
JVAが新ブランドローンチイベント
全日本代表 女子 / 全日本代表 男子
公益財団法人日本バレーボール協会(以下、JVA)は2日、東京都内にて「新ブランドローンチイベント」を開催。2部構成で第1部は中長期経営計画、新ブランドの発表、第2部はJVAアスリート委員会委員長の柳田将洋選手、同委員の荒木絵里香さんらによるトークセッションを行った。司会はスポーツ心理学者で、元シンクロナイズドスイミング選手の田中ウルヴェ京氏が務めた。
第1部では、まず川合俊一会長が挨拶。「今年は五輪イヤーであり、既に出場権を獲得している男子も、これからVNLで出場権獲得に臨む女子も必ずメダルをとってくれると信じている。また、ビーチバレーの会場はエッフェル塔の近くの非常にロケーションのいい場所なのでぜひ出場権を獲得してほしいと思っている。それを支えるのがJVAの役割であり、今までにもあった中期計画、長期計画をブラッシュアップした形で中長期計画を発表したい。バレーボールの仲間と”つなぐ”という力で変わっていこうということで見た目から変えていきたいと思う」と話した。まず、エンブレムを変更し、男女ともユニフォームを変更することと、これまで連携のとれていなかったデフバレー(2025年にデフリンピックを開催)など、さまざまな種目のバレーボールと連携をとっていきたいとの考えを述べた。
続いて、藤山太一郎マーケティング本部長より中長期経営計画に関しての報告があり、2028年までの中期経営計画として昨年1月に制定された「JAPANバレーボール宣言」のもと、”つなぐ力”を生み出し、前へ、次へ、世界へと育んでいくというJVAの意志を込めたスローガン「PASS IT FORWARD」を制定したことを発表した。以降、五輪開催年の4年ごとに中期経営計画を策定し、遂行。2040年までの長期ビジョンとなる「”つなぐ力”で、つなげる未来」を実現すべく、目標設定とその達成プランを明確にし、行動に起こしていきたいという。
「エンブレムはカテゴリーを問わず、今回発表されたデザインに統一し、バレーボール界がより一層強くひとつになる、 その象徴を新たに掲げるという意味も込めた新ブランディング。小学生など始めたばかりの人から日本代表まで、同じエンブレム、同じマークのもとでつながっている。その一体感がバレーボールという競技の未来につながるはず」と藤山本部長は話した。
発表となったJVAのロゴマーク、エンブレムは日本代表のメインカラー・赤をベースに、エンブレムをモチーフに赤の濃淡で表現している。このエンブレムを”つなぐ力”の象徴として位置づけ、より強く、広くバレーボール界、さらには日本全体へつなげていきたいという思いから、協会組織だけではなく、日本代表と共通したアイコンとして使用する。
これまでインドア代表チームが使用してきた「龍神NIPPON」「火の鳥NIPPON」の愛称、ロゴは廃止し、インドア、ビーチ、世代を問わず、バレーボール日本代表、ビーチバレー日本代表は全てこの新ロゴを使用。JVAが主催する大会はカテゴリーを問わず、このロゴの入ったフラッグが立てられる。
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