2024-04-03 17:43 追加
V2男子優勝・北海道イエロースターズ 浜崎勇矢監督「シーズン序盤に出た課題を選手たちが自ら解決し、14連勝にもつながった」、MVPの山田滉太「ファンの方の多くが移籍しても応援を続けてくれたので、少し恩返しできたかなと思う」
V2男子 北海道イエロースターズ 優勝コメント
V男子
バレーボールの23-24V2男子で初優勝を飾った北海道イエロースターズから浜崎勇矢監督、小森郁己主将、MVPとサーブ賞を獲得した山田滉太選手のコメントをお届けする。
●浜崎勇矢監督
シーズン序盤はオフェンス面での課題が多く、スパイク決定率・効果率ともに不安定な状態が続きました。
中盤から後半にかけてはその序盤で出た課題を選手たちが自ら解決してくれました。その結果として14連勝という結果に結びついたのだと思います。
素晴らしい選手たちが揃っている中でプレッシャーはありましたが、チームとしてのミッションをひとつクリアすることができて嬉しく思います。この結果に満足することなくSVで戦える、優勝できるチームになるためにチームとして日々成長をすることを継続していきたいと思っています。
――――これまでのシーズンと違った点は?
昨シーズンと比べると、特にディフェンス面で大きく変化と成果があったと思います。
日々の練習の中で細かく条件や制約をつけることにより、その場面場面に対応できる選手たちに成長しました。また、オフェンス面での成果にも繋げることができました。
●小森郁己主将
キャプテンを任されたこともあり、責任とプレッシャーがかかるシーズンでした。
前半戦に連敗したり、負けたりした際に一人で抱え込んでしまった時もありましたが、選手、スタッフ、ファンの皆様に支えられて優勝という最高の形でシーズンを終えることができました。
優勝できたのは、選手だけの力では絶対にないと思っています。
選手一人ひとりが全力でバレーに打ち込む環境を作ってくださっているスポンサーの皆様、スタッフの皆様の支えがあってこそ優勝できたのではないかと思っています。
そして、たくさんのファンの皆様の応援が選手の背中を押してくれて最高のパフォーマンスを発揮することができ、優勝できたと思っています。
また、チーム名も変更して、来シーズンから新しいリーグがスタートするということもあり、最高のスタートを切ろうとチームがひとつになって始まったシーズンでした。
V.LEAGUE DIVISION2としては最後の年であり、チーム名が変わった初年度に優勝という最高のスタートを切ることができました。来シーズンに向けてのスタートダッシュに成功することができたので、さらにレベルアップして臨めるのではないかと思っています。
●山田滉太選手
今シーズン、個人のパフォーマンスを安定してどのゲームも出せたことは自分の自信にもつながったと思っています。
チームとしても、いい時、悪い時もありましたが、最後は勝ちを取り切るという点でチームとしてこだわってきたことが出たシーズンだったと思います。
個人としても移籍初年度、チームとしてもこのチーム名で最初のシーズンだったので、優勝という最高の形でスタートが切れたこと、本当に嬉しいです!
これからもどんどん良くなっていくチームだと思うので、この結果が出たことを自信にしつつ、満足しないようにさらに強いチームになっていけるようにしたいと思います。
勝ち続けることの難しさを感じたシーズンでした。自分たちの力が圧倒的というわけではなかったので、どの試合も楽に勝たせてはもらえませんでした。試合に出ているメンバーだけではなく、交代してもすぐにパフォーマンスを発揮してくれる控えのメンバー全員で勝ちを目指せたことが、この結果につながった理由だと思います。
――個人賞の受賞の感想は?
移籍初年でこのような結果が出たことは素直に嬉しいし、自分が頑張ってきてよかったなと思いました。
MVPはチーム自体が優勝しないと取れなかった賞なので、チーム全員で取れたものだと思うし、取らせてくれたチームメイトにもスタッフにも感謝したいなと思います!
サーブは自分の武器でもあり、サーブ賞を取りたいなと思っていたので、結果が出てよかったと思います。
たくさんのファンの方が移籍しても応援を続けてくれたので、結果としてファンの皆さんに少し恩返しできたかなと思っています。
写真提供:北海道イエロースターズ
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