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2024-04-30 23:01 追加

大分三好が休部を発表 V2男子

大分三好が休部

V男子

 バレーボールV2男子の大分三好ヴァイセアドラーと一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は30日、同チームが休部することを発表した。

 同チームによると、オーナー・三好博氏の逝去に伴い、チーム母体の医療法人青雲白鷲会 三好内科循環器科医院と協議をしたが、現体制でのチーム運営継続が難しいと判断。これに伴い、チーム譲渡先を探したが、候補との条件面等における隔たりが大きく、合意には至らなかった。結果として、5月20日をもってチームを休部する決断に至ったという。

 同チームは、オーナーの故三好博氏が1994年にチーム母体の三好内科循環器科医院の開業と同時に三好循環器科EKGとして創部。2006年に大分三好ヴァイセアドラーとしてトップリーグへ昇格した。トップリーグでは勝利に恵まれず、2度のV2降格などもあったが、地元開催のおおいた国体で優勝(2008年)。男子では九州唯一のトップリーグ経験のあるチームとして、各種大会への出場をはじめ、バレーボールの普及活動、地域貢献などの活動を行ってきた。

 同チームは公式サイトにて、「新リーグ元年という節目の年に、このような不本意な形となり、長年応援していただきましたファンや地域の皆様、ご支援をいただきましたスポンサーや行政の皆様、その他関係者の皆様にはたいへん申し訳なく思っております」とコメントしている。

 今後は選手・スタッフの移籍先を探していくと同時に、5月19日にファン感謝祭を実施する予定となっている。

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