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会見・コメント

2024-05-04 08:37 追加

久光・濵松明日香「人としても成長できた7年間だった。年々、自分のユニフォームを着て応援してくださる方も増えて、皆さんからパワーをもらっていました」 黒鷲旗コメント

濵松明日香コメント

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第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を最後にチームから退団する久光スプリングス濵松明日香選手のコメントをお届けする。取材は大会初日、下北沢成徳高等学校戦後(3⁻0で勝利)に行った。

■久光スプリングス

●濵松明日香選手(ミドルブロッカー)

――気持ちの入ったプレーを見せてくれました。この黒鷲旗はどういう思いを持って入りましたか?

濵松:久光を退団するということで、7年間やってきたことやお世話になった方々への感謝の気持ちを今大会に出し切ろうと決めて試合に入りました。おっしゃるように今日はすごく燃えていて 、強い気持ちが試合にも出たので良かったと思います。ファイナルまで行けば最大6試合になりますけれども、この状態で6連戦を戦い切りたいですね。

――セッターの万代真奈美選手もその気持ちに応えるようにトスを多く供給してくれていましたね。

濵松:そうですね。 いつもマナミには「私に持ってきて!」と言っているのですが、今日は「私本当にミドルなの?」っていうくらい打数も多かったです(笑) マナミには感謝しています。

――今回の退団はポジティブな「卒業」と捉えていますが。

濵松:そうですね 。先のことは全然考えてないのですが、黒鷲旗は次に活かすための大会にしたいなと、プラスに捉えてやってます。

――7年間、久光で学んだことは?

濵松:たくさんあります。この7年間でプレーだけでなく人としてもすごく成長できたなと感じています。
3年目に1回離脱してしまった時があって、その時に自分と向き合う時間をいただきました。その時にシフトチェンジというか、考え方だったり見えるものも変わりましたね。

――例えばどんなこと?

濵松:以前は自分だけというか、自分の世界に入りがちだったのですが、バレーはみんなでするスポーツですし、そういう部分の視野も広がったと思います。周りを助けるというか、年下の選手が思いっきりプレーできるような空間を自分が作ってあげたいな、と。

――久光のミドル陣。仲間でもあり、切磋琢磨するライバルでもあったと思います。その中で自分はどういうプレーヤーを目指してきましたか?

濵松:やっぱりコートに入って結果を出すということにこだわりがありました。久光に来て初めの頃はユニフォームを着ることができない時期も多かったですし、着てもコートに入れない時も長くありました。
試合に出れるようになっても結果がついてこなくて苦しんだりもしました。でも、やっぱりコートに入って活躍して勝つことを一番に考えていました。
プレーとしては私はブロックよりスパイクで点を取ることが強みだと思うので、それを結果につなげていきたいと思っていました。

――ファンの方々に。

濵松:私のユニフォームを着て応援してくれるファンの方が年々増えていると感じていました。すごくパワーをもらっていました。久光のファンの皆さんはいつも声を出して応援してくれます。それはチームのみんなにも聞こえていて、私たちの心に響いています。それを力に変えて勝利をつかみたいと思います。

撮影 堀江丈

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