2024-05-06 02:37 追加
デンソーと岡山が決勝進出。引退表明の岡山・宮下遥「決勝戦ではいつも通りのボールを追いかけている姿を見てもらえれば」 黒鷲旗女子
黒鷲旗 女子準決勝の結果
SV女子
第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会は5日、Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で準決勝男女各2試合が行われた。
女子の第1試合はデンソーと久光が対戦。各セット接戦となったが、デンソーが3-1で勝利し、V Cupに続いて決勝進出となった。敗れた久光の中川美柚はこの試合を最後にチームを去る1年先輩の濵松明日香について「負けたら終わりのトーナメント戦になってから、2人で『絶対勝とうね』と話して試合に入った。これが最後になってしまったのはすごく悲しいが、一緒に長い期間頑張ってきて良かった」と話した。
第2試合は日立Astemoと岡山が対戦。岡山が3-1で勝利し、決勝戦に駒を進めた。この大会で現役引退を表明している元日本代表の宮下遥は、14歳の時に同じ大会でデビューしている。「そういう縁がある大会で最後(決勝戦)まで試合ができることは頑張ってきたご褒美のひとつだと思うので、やり切って締めくくりたい。決勝戦ではいつも通りのボールを追いかけている姿を見てもらえれば」と話した。
会場が大阪ということもあり、母校の大阪国際中高が大応援団で声援を送っているが、「チームを後押ししてくれる思いを感じるし、私たちもその後輩たちに刺激をもらって頑張っている部分もあるので、後輩たちも応援だけではなく選手の姿を見て、それぞれ何か感じて、繋げてもらえるものがあれば嬉しい」と感謝の気持ちも語った。
一方、敗れた日立Astemoは、同じくこの大会を最後に現役を引退するリベロの齋藤加奈子をチームメイトとファンがねぎらった。
決勝戦のデンソー対岡山戦は6日の11時5分より、同じ会場で行われる。毎日新聞社のサイトで無料配信が行われるほか、CSのGAORAでも生中継で放送される予定。
写真:堀江丈
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