全日本バレー、Vリーグ、大学バレー、高校バレーの最新情報をお届けするバレーボールWebマガジン|バレーボールマガジン


バレーボールマガジン>インタビュー>とれたて新米キャプテンの挑戦。ブレス浜松・西行米「素子さんから自分たちの武器を持つ大切さを教えてもらった」、狩野亜衣「ミドルがポイントゲッターになる」

インタビュー

2024-09-02 07:00 追加

とれたて新米キャプテンの挑戦。ブレス浜松・西行米「素子さんから自分たちの武器を持つ大切さを教えてもらった」、狩野亜衣「ミドルがポイントゲッターになる」

V2/V3 女子

――今回の中部総合大会はブレスの本拠、浜松での開催ですね。

西行:この大きな会場、浜松アリーナで試合ができることはすごく嬉しいですね。
浜松市の皆さんにバレーボールで勇気や元気、感動、夢を伝えていきたいですし、感じていただきたくて。そんなプレーをみんなで頑張っていきたいなって思っています。
ブレス浜松のホームゲームには多くの観客の方々が来てくださるので、この広い浜松アリーナを自分たちの武器にして戦っていけるように備えたいですね。

――まだチームは助走段階だと思いますが、ここまでの手応えは?

西行:新しいチームが始まってまだ1か月なのですが(取材時)、みんなから勝利に対する意欲を強く感じます。
試合の中で今までにはなかったような声かけも出てきていますし、点数を取ることへのこだわりをチームの全員がやっています。リーグ戦に向けてその質をどんどん高めていければと思っています。

――昨シーズンは大林素子さんがGMとしてチームに加入してくださいましたね。あの多忙な方がVリーグ2部のチームに力を尽くしてくれた。学ぶことも多かったのでは?

西行:素子さんには「自分たちの武器を持つ」ということを教えていただきました。
素子さんは左利きで高身長。そこを強みにキャリアを重ねてきた方です。
「自信を持ってプレーするっていうことが大事だよ」
ということを経験も踏まえて丁寧に話してくださいました。

でも、あと一歩の悔しい思いをした昨シーズンを振り返ってみると、私たちにはやっぱりそこがまだ足りてなかったんだなと、今改めて感じています。
素子さんに出会って、選手の一人ひとりが「自信を持つ大切さ」に気がつくことができましたし、「自分はこういう選手になりたいんだ」という理想像を持つことができました。
そういう成長も素子さんのおかげだと思っています。本当にいろんなことを学ぶことができました。

――ブレスと言えばスピードバレー。今シーズンもそれを突き進めていく?

西行:はい、ブレスにしかできないバレーをみんなで作っていきたいですね。

――応援してくれるファンの方に。

西行:いつも応援ありがとうございます。今シーズンもまだ始まったばかり。この先どんどん大会が続いていきます。
皆さんも私たちと一つになって戦っていただけると嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします。


西行米(さいぎょう まい)
2000年6月7日、神奈川県横浜市生まれ 川崎橘高→日本体育大 159cm ポジションはリベロ

>> インタビューのページ一覧へ戻る

同じカテゴリの最近の記事