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インタビュー

2024-10-19 12:31 追加

東京GB・柳田将洋「自分が地上波でSVリーグの開幕戦を見ているのは不思議な感覚だった」 SV男子

SV男子 東京GB会見

SV男子

10月12日に東京体育館(東京都)で行われたバレーボールSV男子、東京GBvsWD名古屋の試合後会見のうち東京GB分をお届けする。

■東京グレートベアーズ
●深津旭弘選手(セッター)

SVリーグが昨日開幕して、今日自分たちの開幕戦でこの東京体育館に多くのお客さんの前で試合できたことは本当に嬉しく思います。
試合が始まる前に思ったことは十何年前にVリーガーになって、新しいこのバレーボールの盛り上がりがここまで作れているは本当素晴らしいことだなと率直に感じました。
開幕戦が終了しただけですが、これからバレーの盛り上がりが続くように、僕らはバレーも努力しないといけないし、様々なところに目を向けるという努力もしないといけないなと改めて感じました。
多くのお客様にホームゲームで応援していただいて、今日勝てなかったのは本当に残念なことです。
これをしっかり受け止めていかないと、応援してくれた方々にほんと失礼だと思います。
そこはプロの選手として受け止めて明日名古屋さん勝てるように挑んでいきたいなと思います。

●柳田将洋選手(アウトサイドヒッター)

SVリーグの盛り上がりは我々選手も皆さんと同様に凄く感じています。
本日多くの方にご来場いただきましたが、僕らもそういったところでエネルギーを貰いながら今日、これからの試合もレベルの高いバレーボールをお見せできると思いました。
本日の試合の内容に関しては、ウルフドッグスさんのブロックディフェンスが機能していて、そこに結構苦しんだ印象です。
逆に我々としては誰を抑えてどこを抑えにかかるところを、明確に大胆にやってもよかったのかなと思っています。
そこを修正して、さらに相手をまず苦しめるゲーム展開に持ち込めるような試合をしていきたいなと思います。

●大竹壱青選手(ミドルブロッカー)

開幕して昨日の開幕戦を僕はテレビを見ました。それを地上波で見られるのは今までなかったことです。
これはバレーをもっといろんな方に知ってもらうきっかけにもなります。
日本代表の方々が積み上げてきてくれたものを少しずつリーグの方にも体現できると思います。
で、今日もホームゲームにたくさんのファンの方々が来てくださって、僕は東京体育館であれだけ入るお客さんの前でプレーするのは初めてでした。
凄く楽しいなと思いましたし、本当にいい環境でバレーボールさせてもらえると思うとワクワクします。
ただこれだけじゃなくて、僕ら自身バレーボールもっと頑張って、それに伴ってリーグの方も一緒に盛り上げていければと思います。
試合に関してはプレゲームマッチに比べるとグレートベアーズのバレーボールを出し切れていませんでした。

――柳田選手に。昨シーズンプロのチームの一員としてどのような思いを持ってプレーをしていたか?
柳田:日本国内でのプロチームというところでやるのはグレードベアーズが初めてでした。
昨シーズン、シーズン通して例えばチームメイトとの関わり方は、僕らバレーボールが仕事ですので、そういった会話が常に僕らの環境の中では飛び交っています。
もちろんその自分たちがどういった環境にしていけば、自分たちがバレーボールはうまくなれる、それにつながって結果が残すことができるのかというところも今までで一番、皆が考えながらやっている環境だと思いました。
また、環境面、いわゆる運営の部分について僕はもちろんプレイヤーなので関わることはないですが今日もいろんな運営の仕方というか、見せ方を皆さんにもご覧いただいたと思います。
そういったところでコート外のところでも僕らもSNSを通じて皆さんに発信をしたり、今日の(試合の公演の中で)バレーボールやってない時間帯でどれだけ皆さんに満足して帰ってもらうのかも常に考えているチームです。
もちろんこれは僕らだけで完結するものではないです。
これからSVリーグを我々だけではなく昨日の試合のブルテオンさんとサントリーさんもそうですけど色々なチームが意識を持って各カラーの演出を出していくことによりどの試合に行けばどういったカラーの試合が見られるしどういった演出が見られるという楽しみも増えると思います。
それを昨シーズ。我々が先に行ってやれたのであれば、非常に大きな活動の一つだったと思います。
それで足踏みすることも勿体ないです。
我々もそうですけど、グレートベアーズ全体で前に進んでいけたらなと思います。

――外から見ていて非常に楽しかったが。
柳田:本当にそうです。
本日演奏いただいた東京スカパラダイスオーケストラさんは 1万人プロジェクトで演奏頂くぐらい特別な時にしかお呼びできないと思います。
開幕戦から出していくっていうのは、僕自身もチームの一員であるものの相当気合が入っているなと思っていました。
やはりそういったところを僕らも感じています。
それをエネルギーにして戦うというところは非常にチームとしてもいいサイクルができていると思うので、本日結果を残すことで、さらにファンの人に伝えたかったです。
それをしっかりし明日に持ち越して結果を残したいなと思っています。

――今日のプレーについて途中交代で悔しさはあったか?
柳田:悔しいパフォーマンスだと思っていません。
今日は。やれることやったと思いますし、どういうメンバーチェンジの方法というのは我々チームも方針があります。
言えることであるとすれば、自分は今やることをやって試合を終えたというところなので、それは明日またやるだけかなという感じです。

――大竹選手にグレートベアーズのバレーボールが出せなかった点について。
大竹:オフェンス面に関して今までやってきたプレゲームマッチより、いい状態でアタッカー人がそのリバウンド取って切り返してっていう悪い状況でもリバウンド取って切り返してっていうところができていなかったと思います。

――グレートベアーズは速いバレーを目指しているが自身のフィット感について。
大竹:僕はミドルなのでミドルを元から早い攻撃をするので、そこに関してはサイドはやってないので、僕はうまくは言えないです。

――ミドルブロッカーとして日本のチームに返ってきたことについて(昨シーズン韓国リーグでパナソニック(現大阪B)時代のオポジットからミドルブロッカーとしてプレー)
大竹:ミドルブロッカーしてプレーをして欲しいという希望があったので、それでプレーさせて頂いている形です。

――多くの観客の中でサーブでエンドラインに立ったことについて。
大竹:前日練習でそのサーブの感覚っていうのは色々確かめていましたけど、いざ試合になったら僕がいつもやっている特徴的なルーティンはいつも通りやろうとやるのは決めていました。
おかげでサーブに関してはすごくいい状態で1本目を打つことができたかなと思います。
そこから見た景色っていうのは凄く綺麗でした。

――深津選手に。兄弟3人(長男:旭弘選手、次男:貴之ファーストコーチ(WD名古屋)、三男英臣選手(WD名古屋))でプレーをしたことについて
深津:今日3人でデータことは自分としては凄く幸せなことだなと感じました。今日楽しみに体育館に来ました。
また明日戦えるので、全く何もないとは言えませんが兄弟がいるからどうこうはないですが、記念になる試合なので、また明日は本当に借りを返したいなという気持ちがあります。

――英臣選手ツーアタックを決めた時にコンタクトを取りに行ったシーンについて。
深津:いいプレーを彼もしていたので、お互いそのいいプレーは称えたいなと思います。

――深津、柳田選手に。昨日の(サントリーvs大阪B)のオープニングマッチを見たか?見た場合どう感じられたかというのと、それを踏まえて改めてご自身たちの開幕に向けてどういう思いになったか?
深津:昨日は普通にテレビで見ていました。
日本代表の試合はテレビ放映があって、その盛り上がりをその後のリーグに繋げられず、リーグが盛り上がってない現状を選手たちはずっと感じていました。
地上波でリーグ戦の開幕戦をああいう形でいろいろな方々の協力があって、改革をして、いい方向に進んでいるなと感じました。
自分たちの試合も多くの人が来るっていうのは分かっていました。
今日体育館来て、昨日の盛り上がりよりももっとあると思うぐらいの演出は本当にチームとしてやってもらえました。
舞台が整った後は自分たちが勝つだけという状況だと思いましたし、やる気が出ました。
負けて悔しいし、責任が一人一人あると思います。
年長者としてそういう部分を力にしてチームが進んでいけるようにしたいなとより感じました。

柳田:いろんなコンテンツがある中で、僕が2015年に日本代表でプレーした時から比べたら様々なスポーツ、情報など見るものが多岐に渡っています。
とはいえ、やはり地上波という影響力にはまだ勝るものはないと思っています。
そういった意味で自分が昨日の地上波でSVリーグの開幕戦を見ているのは不思議な感覚でした。
こうなって欲しいなって何年も前から思っていたことを一つ一つ実現しているっていうところは僕自身選手としては幸せなことです。
これからのバレー界にとってもかなりポジティブなことだなと思いながら試合を見ていました。
もちろん、繰り広げられたらバレーボールのレベルもかなり高かったです。
おそらく多くの人にバレーボールの魅力を知って頂いたところも期待を持っています。
今日の試合に関しても自分自身がそのコードに立ってもそのリアリティというところを全身で感じながらバレーボールをすることができました。
日本代表じゃないと体験できないような環境を国内リーグで今正に実現しているというところはこれからの将来のバレーボール界にとっても大きなこう影響力にはなっていると思います。
バレーボールする人間、我々もそうですけど、次世代の選手からしてもやっぱりこの環境でやりたいって思う土壌が揃ってきていると思います。
我々がしっかりとそれをプレーで見せることによって、相乗効果でいろんな人に影響を与えていけるっていうところ、そこは僕たちが仕事をしたいなと思います。

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