2024-10-27 10:49 追加
埼玉上尾・山岸あかね「引退を発表しましたが、いつも通りのシーズンと思って、優勝を目指してやっていきたい」、濵松明日香「チームにはすんなり溶け込めました」 SV女子
埼玉上尾会見コメント
SV女子
現在、3週目に入ったバレーボールSVリーグ女子。埼玉上尾メディックスはオープニングマッチでホームのNECレッドロケッツ川崎を破り、翌日の第2戦は敗れて1勝1敗となった。同チームは先週の試合がなく、1週空いて今週は群馬グリーンウイングスのホームで戦い、26日の第1戦はストレートで勝利した。
今回は、10月14日に行われたNEC川崎戦の第2戦から、今シーズンを最後に現役引退することを発表した山岸あかね、SAGA久光スプリングスから移籍し、26日現在アタック決定率が日本人で2位の濵松明日香、サーブ効果率2位、外国籍選手不在の中、アタック決定本数が日本人で4位と活躍している目黒安希、そして大久保茂和監督の会見コメントをお届けする。
NECレッドロケッツ川崎 3(27-25、17-25、25-20、25-16)1 埼玉上尾メディックス
●濵松明日香選手
今日の試合を振り返っては、昨日はこっちのディフェンスだったり、ブロックがすごく機能していて、そこからの攻撃もいい感じに決まったんですけど、今日は逆にしたいことを先に向こうにされてしまって、こちらは後手後手になってしまう場面が多くて…。でも、全部が全部悪いこともなかったし、みんな次、次って声をかけて、いろいろトライをしようとしていたと思うので、次につながる試合だったかなとは思います。
●目黒安希選手
私たちのオフェンス展開だったり、ディフェンスシステムはいい状態だったと思うんですけど、NECさんがそれをすごく上回り、気力だったり、熱量が感じられた試合になりました。アスカも言ったように、次につながる試合だったと思います。
●山岸あかね選手
2人からもあったように、昨日よりはちょっとずつちょっとずつ、NECさんのディフェンスだったりブロックにストレスをかけられて、こちらがいい状況でプレーができる回数が減っていってしまったのかなと思います。
NECさんの粘り強いブロックとディフェンスの関係を、これからしっかり崩していけるように、まだまだリーグは始まったばかりなので、しっかりと今日学んだことを修正して、次の試合に向けて頑張っていきたいと思います。
――目黒選手に。この2試合、スタメン出場しての手応えは?
目黒:長いシーズンになるので、 どんな選手が出ても しっかり勝っていけるようなチームを目指していく中で、自分の役割だったり、途中から入っても、もしくは最初から入っても、 自分の力を発揮することを今シーズンは大切にしていきたいと思っています。昨日、今日ともちろん通用したところもあるんですけど、出た課題だったり、もっともっとやりたいこともたくさんあるので、長いシーズンを通して、ちょっとずつできるように…。最後のファイナルに進んで、自分がしっかりとチームに力を貸せるように頑張っていきたいと思います。
――課題ややりたいことを具体的に教えてください。
目黒:自分に求められてることはディフェンスの安定であったり、サーブレシーブのところだったりだと思うので、それを安定させていきたいのと、オフェンスでどんどんバリエーションを出して、点数を決めていくことをやっていきたいので、そういうところをリーグを通して、いろいろ試していきたいと思います。
――濵松選手に。メディックス加入にあたって、外から見ていた時のメディックスのイメージと、実際に入ってみて感じていることは?
濵松:前のチームの時、外から見た印象は、ベンチもスタッフも全部含めて明るいチームだと感じていました。やっぱりディフェンスがすごい良いので、対戦相手の時は「ラリーを しっかり取ろう」っていうのはずっと言っていました。そして、入団してからはすごくすんなり溶け込めて、チームの受け入れ体制だったり、温かさを入ってすぐに感じました。プレーについて、とりあえず私が求められてるのは多分スパイクだと思うので、そこだけはしっかりコミュニケーションを取りながらやろうと意識して、ここまでやってきたので、それが昨日、今日と出せてよかったかなとは思います。
――コンビネーションの部分で、実際に合わせてみて感じていることとか、 現時点でどのくらい自分がフィットしてると感じるかなどを教えてください。
濵松:まだ合わせきれてないところもあるとは思うんですけど、でも そこまでマイナスな感じは全然ないし、やっぱりミドルは速い攻撃だし、合わせていくしかないと思うので、本数をセッター2人と重ねて、信頼してもらえるように、しっかり自分も入っていけるようにしたいなとは思っています。
ーーアップゾーンが前所属のSAGA久光もメディックスもダンサブルな感じかと思いますが、その感想は?
濵松:敵にいた時から、そこの圧は感じてました(笑)。すごいみんな声出して、敵の音楽で乗るじゃないですか。それもなんか目に入るんですよ。反対のコートにいても。
実際にこっちに来たら、本当に元気。元気すぎて、アップゾーンに戻ると、すごく声をかけてくれるし、テンション上がるというか。「よっしゃ行くぞ!」っていう気になれるというか。だから、やっぱりそこの空気感はすごいなって思います。
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