2024-11-14 12:00 追加
負けてなお強し。デンソー・瀬戸杏華「クイックに手応えを感じた」、山上有紀「高さとスピードを活かす」、辻健志監督「誰が出ても結果を出せるチームに」SV女子
デンソー 会見コメント
SV女子
11月9日、10日に円谷幸吉メモリアルアリーナ(福島県)で開催されたバレーボールSVリーグ、デンソーエアリ-ビーズ対ヴィクトリーナ姫路の試合後会見から、デンソーエアリービーズのコメントをお届けする。
デンソーはGAME1を勝利し開幕9連勝、翌日のGAME2は姫路が勝利した。
■GAME1
11月9日 デンソー 3(25-17、17-25、25-20、25-16)1 姫路
●山下晴奈選手(アウトサイドヒッター/オポジット)
相手の攻撃に対応しきれなくて苦しい時間帯もありました。
第2セットの後、インターバルを挟んでしっかり気持ちを切り替えて、第3セットを迎えられた。そのことが今日の勝因につながったのかなと思います。
プレー面もそうなのですが、(モンチベレル)ロザマリア選手が「レッツゴー、レッツゴー」とコート内で鼓舞してくれて、良い雰囲気に持ち込めました。
バレーボールは流れのスポーツ。雰囲気作りという点でも良かったと思います。
――第2セット、苦しい場面での投入でした。
山下:あの時はとにかく1点が欲しいという状況でした。
自分はパスを返して、そこからの展開を作る役回りですが、1点をどう取るかということを考えながらコートに立ちました。
今日はサーブレシーブでパスが割れてしまったのでプレーには課題が残ったと思います。
ですが、パスが割れていてもその後の攻撃が決まったり、他の選手がスパイクで得点に持っていってくれました。結果につながって良かったと思っています。
●山口結可選手(セッター)
開幕から負けなし。周囲からは「連勝、連勝」と言われてしまいますが、まずはこの一戦を勝ち切ることができて良かったです。
第1セットはいい形でセットを取れたのですが、第2セットは相手に対応されてしまいました。
自分たちからミスを出してしまったところがあります。ここで立て直してセットを取りきれなかったのが自分たちの弱さだと感じています。明日も対応されることはわかっています。そこをどうやってこちらの優勢につなげられるか、もう一回振り返って考えていきたいです。
――明日に向けての抱負は?
山口:今日の試合ではなかなか真ん中のゾーンから攻撃を仕掛けるとことが出来ませんでした。真ん中のゾーンを使いつつ、サイドも使うトス配分を意識したいですね。
ミドルが決まってくるとゲーム展開もすごく良くなります。ミドルを起点にできるように頑張りたいと思います。
――今日、心掛けたプレーは?
山口:今日の試合は相手のサーブに押されてなかなかAパスが返ってこないという状況でした。結果としてサイドを多く使う展開になったのですが、Aパスだけを求めるのではなくてBパスや割れたパスでもミドルを使うことを考えています。パサーにもそういう返球を要求していこうと思っています。
「Aパス以外でもミドルを使う」ということを積極的に意識してプレーしました。
●コネオ・アマンダ選手(アウトサイドヒッター)
苦しい試合展開が続いていますが、今日も勝てたことがとても嬉しいです。
周囲のサポートを受けてプレーすることが大事だと感じました。
シーズンは長いので、日によってそれぞれのパフォーマンスも異なってきます。その中で助け合うことが結果に結びついているのかなと感じています。
――監督がアマンダ選手のジャンプ力を評価されていました。
アマンダ:毎日の練習でもみんなと助け合いながらやっています。その成果だったのではないでしょうか。
アウトサイドのパサー陣とのコネクションが徐々に出来上がってきていると感じています。
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