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会見・コメント

2024-11-14 12:00 追加

負けてなお強し。デンソー・瀬戸杏華「クイックに手応えを感じた」、山上有紀「高さとスピードを活かす」、辻健志監督「誰が出ても結果を出せるチームに」SV女子

SV女子

■GAME2

11月10日 デンソー 2(25-23、20-25、25-22、22-25、15-17)3 姫路

●瀬戸杏華選手(ミドルブロッカー)

10連勝が掛かっていた試合で勝ち切れなかったのはとても悔しかったです。個人もチームも課題が見つかる試合になったと思います。

●川畑遥奈主将(リベロ)

連勝のプレッシャーとは関係なく、相手にサーブで押されて、ブロックを絞られてディフェンスを固められたのが敗戦の理由です。相手のペースで試合をされてしまいました。
昨日も勝ちはしたものの、苦しい試合だったと感じています。ここから気持ちを切り替えてやっていきたいです。

●山上有紀選手(セッター)

今シーズンは土日、同じチームとの対戦。土曜日(GAME1)を踏まえて日曜日(GAME2)に相手も対策してきます。
その中で自分たちが後手に回ってしまう部分が多かったと感じています。
要所要所では自分たちのサーブが走ったりとか、オフェンスで通る部分もあったのですが、相手に対策されている中で展開を変えられないままズルズルと相手のペースで逃げられてしまった。自分たちで立て直せなかったと感じています。
しかし、今日の試合でも良い部分はあったと思います。あと1点、2点を取り切れていればという想いはありますが、次に向けて修正していきたいと思います。

――川畑主将に。今日は負けましたが、開幕9連勝。この成果にはどういうことが影響している?

川畑:夏場から細かいプレーに取り組んで、外国籍選手や移籍選手が加わってからも質の高い練習ができていたと思います。どうしてもロザマリア選手が注目されると思いますが、 他の日本人選手の健闘もそうですし、繋ぎの部分でも他のチームより上回っている自信があります。
連勝しているより、1つ1つの積み重ねというか。試合をして、また修正して、勝ち切っている。そういう感じですね。

――今日の試合で感じたこと、課題などは?

瀬戸:個人的なプレーとしてはクイックが有効に使えたと思います。
ただ、決まらないと思ったら落とす場所をもう少し考えなければいけないですし、嫌なところに返すことも必要だと思いました。
Bパスからでも攻撃参加できるようにしていきたいですね。
ブロックでは2枚いけなかったり、追いかけて弾かれるシーンも少しあったので、レシーブとの関係を意識したブロックをやっていきたいなと思います。
(反省の弁はあったが、瀬戸選手は強烈な1枚ブロックも決めた)

川畑:チームとしてはティップとかロール、ゆるいボールに甘さがありました。
自分はスパイカーの決め玉を増やす、選択肢を増やせるようなパスを出すことを意識していきたいです。
ラリー中のブロックタッチなど良い部分もあったのでそこは継続していきたいですね。負けたからと言って悪い面だけにフォーカスせずに、メンタル面も含めて修正していきたいです。

山上:ブロックとフロアディフェンスの関係性の部分。相手を崩してマークが絞れるはずなのにそこに行き切れなくて間を抜かれる場面が何回かありました。
ディフェンスの連携が崩れてしまってオフェンスにまで繋がらなかった、慌ててしまって苦しい場面を自分たちで作り出してしまったところが課題です。
オフェンスの部分に関しては確かにロザマリアが中心かもしれませんが、それ以外の選手が活躍をして数字を残していて、それが勝ちに繋がっていると思います。
次の試合に向けて、セッターとしてスパイカーとの連携をしっかり修正していきたいですね。

――移籍加入した2人に。デンソーに入ってまた新たな自分が引き出されている?

瀬戸:いろいろな刺激をもらっています。同じチーム、同じポジションに自分より上手い選手がいますので。
自分はサーブとクイックが持ち味だと改めて感じています。セッターとのコンビも合っていますし、自分の良さを活かしてもらえていると思います。

山上:自分自身の強みは、高さとスピード。デンソーはそれを活かせる場所です。
年齢的にも上になってきました。自分だけの強みではなくて、他の選手の良いところを引き出すことが大事だと思っています。
今までは先輩たちから安心感のある言葉をかけてもらってきました。次は自分がそれをやる立場。
年下の選手たちをサポートする…できているかどうかわからないですけれども、コート内外での振る舞いを意識しています。

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