2025-01-15 00:47 追加
秋本美空、初のセンターコートで躍動。共栄学園が前回Vの就実を撃破し、決勝へ 春高バレー
春高バレー 女子準決勝第1試合の結果
高校バレー 女子

第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は11日、準決勝が行われ、女子第1試合の就実(岡山)対共栄学園(東京)は共栄学園が3-1で勝利。決勝に駒を進めた。
第1セット、自身初のセンターコートとなるロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんを母に持つ秋本美空主将が躍動。25-17で共栄学園が先取する。
第2セット前半は昨年MVPの福村心優美主将を中心に連覇を目指す就実がリードするが、中盤で共栄学園が同点に追いつくと、セット後半は一進一退の攻防が続く。20-20の同点から秋本のサービスエースで共栄学園が逆転。しかし、就実はすぐに立て直し、22-21と再びリードする。最後は就実の連続ブロックで25-21と就実がセットを取り返す。
第3セット、立ち上がりは就実がリードするも共栄学園が逆転し、7連続得点で8-4。就実は押川優衣らの活躍で追い上げを見せるも共栄学園が引き離し、木村響稀のスパイクで18-12とする。セット終盤、就実も福村の硬軟織り交ぜた攻撃などで反撃するも、最後は就実のサーブミスで共栄学園が25-21でセットを奪取した。
第4セット、福村の3連続得点などで就実がリードするも共栄学園が逆転し、中山楓、宇津木乃愛らも活躍して共栄学園リードで試合が進む。しかし、就実は髙橋凪らも奮闘して追い上げを見せ、福村のスパイクで20-20の同点に。終盤は競り合いとなり、デュースにもつれ込むが、最後は共栄学園がブロックを決め、決勝戦に駒を進めた。

写真:黒羽白
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