2025-01-15 00:48 追加
共栄学園が19大会ぶりの優勝を飾る。主将の秋本美空が大車輪の活躍 春高バレー決勝
春高バレー 女子決勝の結果
高校バレー 女子
第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)は12日、決勝戦が行われ、女子は共栄学園(東京)と下北沢成徳(東京)が対戦。開催地の東京代表同士の対決となり、両校とも大応援団が試合を盛り上げた。
第1セット、共栄学園は秋本美空が次々にスパイクを決め、5-1とリード。そのままの勢いで8-2でテクニカルタイムアウト。その後、木村響稀も連続で攻撃を決めて活躍。下北沢成徳もイェーモンミャ主将の攻撃などで3連続得点し、粘りを見せるが、共栄学園は木村のサービスエースで16-7。1年生ミドルの山下裕子もクイックを2本決め、宇都木乃愛の攻撃で20点に乗せる。秋本は前衛が決めて、セットポイント。サーブに下がると今度はバックアタックを決め、25-11でセットを先取した。
第2セットの立ち上がりはシーソーゲームに。下北沢成徳が8-7とリードし、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えるが、互いに好ラリーから攻撃につなげるバレーで拮抗する。下北沢成徳が16-14と2点リードで2回目のテクニカルタイムアウト。ここから共栄学園は山下のクイック、秋本のブロックなどで3連続得点し、逆転。19-16の場面で下北沢成徳はたまらずタイムアウトをとる。秋本のミドルからの攻撃で先に20点に乗せたのは共栄学園。終盤、下北沢成徳はイェーモンミャにボールを集めて応戦するも共栄学園がブロックでセットポイント。最後は山下のフェイントが決まり、25-21で共栄学園がセットを連取した。
第3セットは共栄学園のリードでスタート。下北沢成徳が柳千嘉のクイックなどで7-6と一度逆転するも、共栄学園は宇都木らの活躍で再度逆転に成功する。共栄学園のブロックが決まり、11-8の場面で下北沢成徳がタイムアウト。その後も下北沢成徳はイェーモンミャの攻撃などで粘りを見せるも、秋本を止めることができず、共栄学園が16-12とする。終盤、下北沢成徳は準決勝でも活躍した上村夏子の攻撃などで連続得点し、19-19と同点に。しかし、終盤は粘る下北沢成徳を振り切り、最後は秋本のスパイクが決まり、25-22でゲームセット。共栄学園が19年ぶりの優勝を決めた。
写真:坂本清
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