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2025-01-22 22:56 追加

サントリーがイタリア1部のペルージャとパートナーシップを締結。10月7、8日のエキシビションマッチで石川祐希と髙橋藍が対戦へ。人材交流でのチーム強化やホームゲーム運営ノウハウなどの情報交換も

サントリーがペルージャとパートナーシップを締結

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 バレーボールSV男子のサントリーサンバーズ大阪は22日、大阪府箕面市のサントリー箕面トレーニングセンターで、イタリア1部のSIR SUSA VIM PERUGIA(シル・スーサ・ ヴィム・ペルージャ)とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。


オンラインで会見するジーノ会長と栗原GM(右)

 ペルージャは2001年創設されたイタリアを代表するクラブで、日本代表の石川祐希ら各国の代表選手が所属する強豪。2018年にセリエAで初優勝、2022、2023年の世界クラブ選手権でも連覇を飾った。

 記者会見はトレセンとイタリアをオンラインで結んで行われ、サントリーの栗原圭介ゼネラルマネジャー(GM)は「我々が世界ナンバーワンを目指すことを考えた時、日常から世界レベルのバレーを体験する必要があると考えていた。ペルージャは、世界ナンバーワンのバレーボールクラブ。刺激し合いながら多くのことを学び、世界のバレーボールを盛り上げ、多くの方々に愛されるクラブを目指していきたい」とパートナーシップの意義を強調。ペルージャのジーノ・シルチ会長も「サンバーズの方から興味を持っていただいたが、我々も同じように興味を持って見ていた。パートナーシップがお互いに非常に大きな意味を持つことを心からうれしく思っている」と応じた。

 ペルージャが他チームとパートナーシップを結ぶのは初めてといい、ジーノ会長は「バレーが急速に強くなっている日本で、ペルージャの認知度が高まることが非常に重要なこと」と締結の狙いを語った。


栗原GM

 契約は2025年1月1日から2年間で、①チームオペレーションによる情報交換、人材交流(チーム編成及びジュニア育成、強化スタッフ・選手の相互派遣)②ビジネスオペレーションにおける情報交換(ホームゲーム運営ノウハウ・地域密着型チーム作りの共有)③エキシビションマッチの開催(2025年10月7~8日、18時30分開始予定、有明アリーナ)が契約概要となっている。栗原GMによると、選手のレンタル移籍を含めてまだ具体的な人材交流の話は進んでいないという。

取材・写真:北野正樹

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