2025-03-07 13:53 追加
虎視眈々と初代女王を狙うSAGA久光スプリングス。荒木彩花「サイド陣が苦しいときにそれを助けるのがミドル」、西村弥菜美「チームとして何を目指しているか」 SV女子
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敗戦後のためどうしても反省の弁が多くなるが、ポジティブな要素にも目を向けたい。
GAME2、荒木彩花は攻撃で気を吐いた。アタック決定率64.3%は両チームのスターターの中では一番の数字である。そして、数字以上に目に見えて気迫が感じられた。
「GAME2はGAME1と攻撃の場所、スロットをずらして挑んだ試合でした。それが上手くいったというのもありますし、セッターの栄絵里香主将から”Bバスでも行くよ”って言われていて。それだけ頼ってもらっているっていうことが嬉しかったですし、ミドルとしての役目を果たすために、ここぞというところでは決めきらなければという気持ちがすごく大きくありました。
サイド陣が苦しい状況の時、助けられるのはミドルしかいない。パスが返った時にはしっかり流れを切る、そういったことで相手に”ミドルがあるぞ”と思わせることが大事だと思いました。だから今回はちょっと苦しい場面でも、思い切って打ちに行きましたし、ブロックとか相手どうこうよりも、とにかく自分が打てる最大のスパイクを打とうと挑みました」
怪我で苦しんだ時期もあった荒木だが、今は中心となってチームを盛り立てている。

「オリンピックも経験させていただきました。得るものなく帰ってきたわけではないと自分でも思っています。行動もそうですが、まずプレーが変わったというところを見せられたらいいなと思っています。チームを引っ張っていける選手になりたいですね」
具体的にはどのようなプレーヤーになることを目指しているのだろうか。
「ブロックとスパイクについては常に課題を持って取り組んでいます。ブロックではリーディングであったり、駆け引きというのを頭に入れています。スパイクについては自分自身の得意なコースで勝負してしまいがちなので、それだけじゃなくて、相手の意表をつくようなコースを狙っていく、そういう思考を持って攻撃していくことを心がけていきたいと思っています」
荒木が攻撃の軸として発奮するのに対し、西村はサーブレシーブの名手として守備の要になる責務がある。
西村は今季サーブレシーブにおいてさらに1つ上の段階を目指して努力を続けている。
「昨シーズンと変わったところは、守備範囲を広くしたことですね。より積極的に取りに行く、そのことに今シーズンはトライしています。現状、試みに対してはまだ物足りない。精度をもう少し上げていきたいな、と。サーブレシーブだけじゃなくてディグの部分でもそうですね。ミドルやサイドがブロックにかけてくれたタッチボールをしっかり自分たちの攻撃につなげていく。守備範囲が今季のテーマです」

現状の順位やプレーオフに対してはどのような意識を持っているのだろうか。
「もちろんみんな今の順位に満足はしてないですし、上位に行くためにチームとして戦っていくだけです。自分たちのバレー、自分たちの武器を発揮すれば良い展開ができていると思います。もちろん相手のデータだったり特徴は考えるのですが、その中で1本目に対する姿勢だったり、SAGA久光がこだわっていることをしっかり全うする強さを前面に出していきたい。そうすればファイナルが終わった時に”良い結果だったね”と言えると思っています。もう1回チームとして何を目指して、何を強みとしてやっていくのかっていうことを明確にして、それをやりきる強い気持ちで残りのシーズンを戦っていきたいなと思っています」
最後に両名に対戦相手としての濵松明日香の印象を聞いた。
「ワンレグの攻撃に関しては1番のパワーを持ってるんじゃないかな。相手に濵松選手がいる恐怖感というか、何かやってくる気持ちを強く感じるのでマークは外せない。やっぱりすごい選手ですね」(荒木彩花)
「ポジション的にブロックで対抗することはできないのでレシーブ勝負なのですけれども、一緒にやってたからこそ負けたくないってあらためて思います。意地でも拾いたい。闘志を掻き立てる、気持ちが上がる、良い刺激をもらえる選手ですね」(西村弥菜美)

撮影 堀江丈
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