2025-03-27 22:37 追加
ブレス浜松・荒谷栞が現役引退。今季、ヴィクトリーナ姫路からレンタル移籍 V女子
ブレス浜松・荒谷栞が現役引退
V女子
今季SV女子のヴィクトリーナ姫路から期限付きレンタル移籍し、現在はV女子のブレス浜松でプレーする荒谷栞の現役引退が発表された。
荒谷は共栄学園高校卒業後、2017年にNECレッドロケッツに入団。2020年にヴィクトリーナ姫路へ移籍し、2022-23シーズンは同チームのキャプテンも務めた。
機動力にあふれた攻撃でミドルブロッカーのみならず、サイドアタッカーとしても活躍。将来を嘱望されたが、2021年のリーグ開幕戦で左膝を負傷。約2シーズンを棒に振る大きな負傷を負った。
今季半ば、ブレス浜松の試合後会見で荒谷は以下のように述べている。
「まずはバレーを楽しみたいというのが一番にあります。バレー人生の中で今の自分がピークにあるとは思っていません。怪我があってから上手くプレーができていないという実感はあります。
それでもやっぱり選手として…このチームに参加させていただいています。最後の最後まで、バレーボールを楽しんで今シーズンを終われたらなというのが今の一番強い想いです」
以下、両チームの㏋に掲載された荒谷のコメントを引用する。
●ブレス浜松
「日頃よりブレス浜松へのご声援をありがとうございます。
この度、今シーズンをもって現役を引退することを決めました。
レンタル移籍とした今シーズン限りの入団でしたが、選手やスタッフを含め、チーム関係者の皆さん、ブレスのファンの皆さん全員が温かく向かい入れてくれ、本当に感謝しかありません。
私の競技人生として最後の舞台をブレス浜松で飾れたことを誇りに思います。
本当にありがとうございました。
私たちは、これからファイナルラウンドを迎え、Vリーグ初代チャンピオンを目指します。
引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いします」
●ヴィクトリーナ姫路
「日頃より温かいご声援をいただき、ありがとうございます。今シーズンをもちまして現役を引退することを決めました。レンタル移籍をしている中でのご報告となり、申し訳ございません。
私は、これほどにまで沢山の方々に支えてもらった選手はいないんじゃないかと自負するほど、本当に多くの方々に支えていただいた競技人生だったと思います。振り返ると、どれだけの素晴らしい経験をさせていただいたことか…バレーボールを通して関わってくださった皆様に感謝しかありません。
そして、移籍をしても怪我をしても私がどんな状況でも応援してくださったファンの皆さんには、感謝してもしきれません。
いつしか、私の方が皆さんに元気をもらっていることの方が多かったと感じています。
そんな皆さんに恩返しができるように、最後の最後までバレーボールを楽しんで駆け抜けたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします」
撮影 堀江丈
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