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会見・コメント

2025-03-29 08:00 追加

KUROBE・安田美南「自分はチームメイト全員を信頼している」 SV女子会見

KUROBE会見 SV女子

SV女子

3月22日に大田区総合体育館(東京都)で開催されたバレーボールSVリーグ女子、NEC川崎対KUROBEの試合後、KUORBEの会見をお届けする。

■KUORBEアクアフェアリーズ
●中村安里選手(ミドルブロッカー)※主将

第1、2セットを取れたことが大きかったです。
NECさんは勢いがとてもあるので、簡単に勝てる試合ではないと分かっていました。
我慢しながら、終盤の課題であるセットを取り切る気持ちを強く持って試合に臨めたと思います。
最後まで集中して全員でカバーし合い、取り切る試合ができたので勝ちに繋がりました。
●安田美南選手(セッター)

今回の試合は監督とも第1、2セットを取るという話をミーティングでしていました。
自力で取れたことが今日の勝ちに結びつきました。
NECさんのホームゲームということもあり、ファンの応援やNECの勢いが凄く、相手をしていて嫌な時間帯が本当に多かったです。
自分たちもそれに飲見込まれそうになる場面が第3、4セットにありました。
第5セットではもう1回チームとして集中し直し、こういう試合を楽しもうという話が監督からありました。
残りの試合は少ないですが、こういった勝利は自信になりましたので、明日も引き続き戦っていきたいと思います。
●アイリスショールテン選手(オポジット/ミドルブロッカー)

第1、2セットを取れたことが大きな要因だと思います。
その後にNECさんの勢いが強くて飲み込まれたのは確かです。
第5セットが始まる前に新しいゲームとして捉えようと皆で声を出し、自分たちの情熱も含めて取り切った部分が1番大きかったです。
今日は(金田)莉実さんとかも今シーズン見たことないくらい素晴らしいスパイクでした。
それだけでなく、前節のGAME1、2は第5セットまで行ったが勝ちきれませんでした。
その悔しさが今回の勝ち切りで自信に繋がればいいと思います。

――中村選手に。前節の試合でフルセットで勝てなかった中、この試合でカムバックできたことについてどうか。
中村:2日間、本当にタフな試合で悔しい思いをしました。
そこで前を向かないと難しい状況にありますが、全員が下を向かず前を向き、目先の1戦を戦うところでメンバーの気持ちが繋がっていたと思います。
上位チームに自分たちが戦えるかという点では、前回のNEC戦で勝ってはいますが、NECさんの勢いに飲まれなかったことが大きかったです。
フルセットを戦い切り勝ち切ることが私たちの課題でした。
そこをしっかり勝ちに繋げられたのは良かったです。

――先発で(新加入の)畑(葵)、梅津(憂理)選手などいろいろな選手が出場したがどうか。
中村:アクアは総力戦で戦うことがとても大事です。
1人1人が試合に出る気持ちを強く持ち準備したことで、試合の結果に繋がっていると思いますので、チームとしてとてもいいことだと思います。

――12月のホームゲームでNECに勝利し、今回の勝利で2連勝したことについてどのように感じているか。
中村:今回もフルセットで勝ちきったことは自信に繋がりました。
フルセットで勝ったことは嬉しいですが、明日の試合に向けてタフになると思いますので、勝ちに繋げられる準備をしたいです。

――ショールテン選手に。日本での最初のシーズンで本来のポジションではないミドルブロッカーとしてプレーしているのはどのような経験か。
ショールテン:今までオポジットとしてずっとやってきましたが、例えばブロックのシステムなどを見ても、他の部分で活躍できるところがあるのは経験を豊かにしてくれるものでした。
その部分だけでも本当に良かったと思います。
ただ、それが自分のキャリアにいいかは、この後自分がどうしていくかによると思います。
その部分ではまず楽しみにしていきたいと思っています。
ポジションはどうであれ、日本に来てできたことが何よりも嬉しいです。
このチームで他のプレーヤーと一緒に練習することなどが毎日嬉しいです。
練習に行くにしても必ず毎日笑えることが起こったりする部分が、日本に来て良かったと思える1番の部分です。
その部分は本当に大切にしていきたいと思います。

――今言っていた楽しい部分についてどのあたりが楽しいか。
ショールテン:チームの皆さんがポジティブであることが何よりも私をハッピーにしてくれます。
例えばジョークを言い合って笑う、日本語を喋ってみたりする小さいことがいつでも楽しいと思うところと、黒部は小さい町ですが、チームやクラブとしても生活面でアパートに住む部分など本当にアットホームな感じでみんなでやっていくところが楽しいです。
家族やボーイフレンドなど知り合いからどんなに遠く離れていても、その部分をあまり感じさせない賑やかさが自分を笑顔にする要因だと思います。

――安田選手に。今日は最初の方にミドルブロッカーの中村選手にボールを集めていたが、どのようなセットの組み立てを考えていたか。
安田:監督からミドルを積極的に使っていいという話がありました。
自分はチームメイト全員に本当に信頼しています。
いつどこに上げても誰に上げても決めてくれるスパイカーたちです。
自分がどう生かすかを今日は考えながら、序盤にミドルを増やし、終盤は再度しっかり決めてもらうことが第1、2セットでできました。
明日は今日みたいに第3、4セットがガタっと落ちないよう、いい組み立てができるようにもう1回準備し直したいです。

――前所属チームのNEC川崎に今シーズン2勝したことについてどう思うか。
安田:自分の中ではチームとして戦うと思っています。
頭のどこかでお世話になった人たちが目の前にいて、金子(隆行)監督も含めて、少しでも自分が活躍している姿や上手くなったと思ってもらえれば、それが1番の恩返しだと思います。
今シーズン2勝できたことで本当に恩を返せたと思います。
自分も2シーズンNECでやってこういう素晴らしい会場でやれていたことや、今バレーボールをやれていることに感謝しながら、明日もあるのでまた勝って恩返しができるようにしたいです。

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