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会見・コメント

2025-06-04 12:40 追加

SAGA久光・中田久美新監督が就任会見「世界と戦える選手を輩出し、選手の夢をサポートしたい。それが私の使命でもある」SV女子

SAGA久光・中田久美新監督就任会見

SV女子

 バレーボールSV女子のSAGA久光スプリングスは4日、中田久美新ヘッドコーチ(監督)の就任記者会見を開催した。

 中田新監督は、9年ぶりに同チームの監督を引き受けるにあたり、まず、「このチームでまた指揮をとらせていただくことにご縁を感じながらも身が引き締まる思い。緊張感をもって臨みたい」と挨拶。

 初めてのシーズンを終えたSVリーグを外から見て、「選手たちのパフォーマンスの向上を感じると同時に、各クラブの関係者の皆様などの見せ方やプロモーションの部分での尽力を感じた。私の現役時代の『日本リーグ』とは雰囲気が変わり、エンターテインメント性があると思う。ただ、1シーズン目が終わった段階で、課題や問題もまだあると思うが、新しいことを始めるにはそれだけの負荷がかかり、課題、問題が出てくるのは当然。私たち現場も含めて、さらなる発展ができるような雰囲気にしていけたらいいのではないかと思う」と語った。

 現在のSAGA久光スプリングスについては、「ポテンシャルのある選手が揃っている」と印象を話し、「戦う集団としてはまだまだ伸びしろがあると思うので、その辺りを選手たち、スタッフたちと一緒に作り上げてきていけたら。選手の個性を尊重しながらも、チームとしての一体感を構築していきたい。指示待ちではなく、自ら考えて行動できる選手を育てたい」と今後の抱負についても語った。

 また、「リーグ優勝はあくまでも通過点。世界と戦える選手を輩出したい。そういう目標を持って取り組む選手をどう育てるのかということが私の使命でもあると思うので、中途半端なことをせず、しっかりと選手たちの夢をサポートできるように取り組みたい」と、自身が選手や日本代表監督として世界で戦ってきた中田監督らしい視点で目標を見据えた。


写真提供:SAGA久光スプリングス

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