2025-06-27 03:59 追加
日本が五輪連覇王者のフランスに大逆転勝利 大砲宮浦と途中出場の大塚、山崎が意地を見せる 大塚「昨日の敗戦後みんなが声をかけてくれてセッターともトスについて調整できた。感謝しかない」 VNL
男子日本代表が五輪連覇王者のフランスに大逆転勝利
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグは26日、ブルガリアで予選ラウンド第2戦を東京五輪、パリ五輪を連覇した王者フランスと対戦。1-2というビハインドから大幅にメンバーチェンジを行い、これが奏功してフルセットで激戦をものにした。ティリ監督にとってはかつての古巣に勝利したことになり、感慨もひとしお。
スターティングメンバーは以下の通り。
宮浦健人 大宅真樹 富田将馬 甲斐優斗 エバデダン・ラリー 佐藤駿一郎 リベロ 小川智大
第1セットは競り合いの末日本が先取。日本はこのところセットポイントを先取してもとりきれない傾向があったがそのジンクスを破った。
第2セットはフランスの強いサーブが入りだし、被ブロックも増えて取り返される。
第3セットもフランスリードの展開で1-2と後がなくなった日本。
第4セットは大塚達宣、村山豪、山崎彰都を入れて速いバレーと勝負どころでの宮浦が決めるパターンで息を吹き返す。山﨑がサービスエースをとり、大塚が前日とはうってかわったようにスパイクを決める。
最終セット、日本が僅差でリードを保ち、最後は宮浦のサービスエースでしめくくる。
日本は前日の試合からこの試合まで24時間たっておらず、疲労もあったがそれ以上に大きな白星を掴んだ。
解説の清水邦広は宮浦の好調、そして小川が「コートの中に何人小川選手がいるかわからない」などと楽しそうにコメント。また大塚が途中まで決定率100%だったことも手放しで喜んだ。
試合後大塚は「昨日の負けのあとチームの人達がみんな声をかけてくれて、今日のプレーにつながった。セッターとも話し合って少しトスのスピードを変えてもらってうまくいった。すべての人に感謝します」。清水は「(ずっとチームメイトだった)大塚選手にインタビューするのはちょっと照れくさいですね」と笑顔。
写真:FIVB
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