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2025-07-14 11:30 追加

女子日本代表、ブラジルに0-3で敗戦。3位で予選ラウンドを終え、ファイナルラウンドへ VNL

女子日本代表、ブラジルにストレートで敗戦

全日本代表 女子

バレーボールネーションズリーグ2025 女子予選ラウンド第3週千葉大会の第4戦(予選ラウンド最終戦)が13日に千葉ポートアリーナにて開催され、日本はブラジルと対戦。

日本チームのスターティングメンバーは、島村春世、石川真佑(主将)、関菜々巳、和田由紀子、宮部藍梨、佐藤淑乃、リベロ・岩澤実育。

第1セット、SVリーグを経験し、日本のバレーをよく知るロザマリアの攻撃で始まり、イタリアで関と同じチームでプレーしたガビも活躍し、ブラジルが3-7とリード。日本はポーランド戦でも活躍した島村のブロードなどで応戦するが、点差が縮まらず、ガビのスパイクで6-10としたところでタイムアウト。タイム明けもロベルタの2連続サービスエースなどで6-12とブラジルがリードを広げる。相手のサーブで崩され、逆に日本はサーブからのゲーム展開が作れず、10-19でタイムアウトを使い果たす。日本は2枚替えで中川つかさと北窓絢音を投入。ロングラリーに持ち込むもそれをガビが制して13-21。日本は深澤めぐみをリリーフサーバーに起用してブレイクをとるも、ブラジルの勢いを止めることはできず、最後は石川のサーブがアウトになり、セットを落とす。

第2セット、和田、島村らの活躍で日本が4-2とリードするが、ロベルタのツーアタック、バーグマンの攻撃などで5-5と同点に。ロベルタがこのセットもサービスエースを出し、ブラジルの2連続ブロックで7-10とされたところで日本がタイムアウト。7-11の場面で佐藤に代え、北窓を投入する。その北窓のスパイクで10-13。ロザマリアのスパイクで10-15とされ、日本は2回目のタイムアウトをとる。日本は石川のバックアタック、北窓のスパイクなどで食らいつくが、最後はジュリアにブロードを決められ、18-25で相手にセットを連取される。

第3セット、山田二千華、北窓、秋本美空をスタートから起用。このセットでもロベルタがサービスエースを決めて、5-8とブラジルが先行する。10-15の場面で日本がタイムアウト。劣勢と思われた状況から日本が秋本のスパイク、石川のサービスエースなどで3連続得点し、反撃。北窓がスパイクを決めてラリーを制し、14-15と1点差まで追い詰める。その後も石川のバックアタックなどで応戦する日本だが、北窓がブロックされ、16-20。ガビのスパイクでマッチポイントを握られ、最後もガビに決められ、20-25とストレートで敗戦した。

石川主将は「非常に悔しいが、ファイナルラウンドに向け準備をし、気持ちを切り替えていきたい」と前を向いた。セッターの関は「今日の試合は負けてしまったが、チームとして成長した12試合だった」と予選ラウンドを振り返った。

日本は9勝3敗・3位で予選ウンドを終了した。ベスト8進出チームによるファイナルラウンドは23日からポーランドにて開催される。

写真:堀江丈

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