2025-10-25 17:54 追加
大阪マーヴェラス・田中瑞稀主将、志摩美古都、西崎愛菜「開幕より良いゲームができている、対応力と精度を詰めていきたい」 SV女子
大阪マーヴェラス 会見コメント
SV女子
10月24日東急ドレッセとどろきアリーナ(神奈川県)で開催されたバレーボールSVリーグ女子 NECレッドロケッツ川崎対大阪マーヴェラス(GAME1)の試合後会見から、大阪マーヴェラスのコメントをお届けする。
NEC川崎 3(25-23、25-23、21-25、17-25、15-13)2 大阪MV

●田中瑞稀主将(アウトサイドヒッター)

リーグが始まってからの4試合に比べると、今日はすごくいいバレーを皆さんにお届けできたと思います。
ただ第1、第2セットは相手への対応が少し遅く、これが後々、自分たちを苦しめることにつながったと思います。
相手の攻撃に対する分析や、対応をもう少し早くできていたら、と感じています。
拮抗した場面が多くありましたが、そこでどうやって1点を取っていくかというところを、もっと詰めていきたいと思いました。
――ナイトゲームも珍しくなくなってきましたが、その中でのフルセット。ハードな戦いを終えての感想は?
田中:はい、疲れました(笑)。でもこうやって遅い時間でもたくさんの方が見てくださってとても嬉しいです。
負けたことはすごく悔しいですが、好ゲームをお見せできたのは良かったと思っています。
チームとしても、この夜の試合に向けた調整はできていました。持って行き方自体は難しいのですが、良い流れで試合に入れたと思っています。

――SVリーグ初代女王、追われる立場になりました。心境の変化や、今シーズンの入りの部分でなにか去年とは違うと感じるようなことは?
田中:どこのチームも自分たちを倒そうとしてきています。開幕戦(対ヴィクトリーナ姫路、2連敗)はそこに対して、受け身になってしまっていることが多くありました。
チームの現状としては、相手がどうのこうのではなく、まず自分たちのプレーの精度だったり、戦略を見直して、質の高いプレーをすることが求められています。
まず、自分たちの中のことを整理してやっていきたいと思っています。
――昨季はチームとして「ひらめき」を求めて行きたいというお話でした。今季はどういうテーマを持っていらっしゃいますか?
田中:昨シーズンチャンピオンになったことで自信もつきましたし、それは誇りを持って良いことだと思っています。
ただ、先ほどの話でも出たように「受けて立つ」のではなく、自分たちがもっとハングリーになって、チームとして戦っていくことが必要だと感じています。それは全員が共通理解として持っていると思います。
●志摩美古都選手(アウトサイドヒッター)

結果的には負けましたが、第1、第2セットを奪われた後も自分たちの良いところが多くあったので、気持ち的には落ちずに巻き返すことができました。
明日も良い展開を作っていきたいと思います。
――マーヴェラスでの2年目に対してはどんな抱負を持って向き合っている?
志摩:安定した選手であることが目標、と毎年言ってきました。でも、やっぱり自分ももう少し欲を出して、攻撃の面でもしっかり存在感を示せるようにしていきたいと思っています。
――「欲」についてもう少し。
志摩:これまでは打てる選手がたくさんいる中で、サーブレシーブをしっかり返して、みんなが活きるようにというスタンスでプレーしてきました。それも含めてですが、自分もしっかりトスを呼んで、点数を稼げる選手になりたいと思っています。
●西崎愛菜選手(リベロ)

第1、第2セットの対応に少し課題がありました。
相手にやられていることへの対応が少し遅かったと思うので、その対応力というところも、コートの中だけじゃなく、チーム全体でコミュニケーションをとっていければ良かったかなと思います。
1本の精度がすごく大事です。
この1点を決めておけば良かったとか、そういうところが今日も少しありました。自分自身もこの1本をもう少し精度よく上げてたら…という後悔もあります。
練習からそこを詰めて、今後の試合で挽回していきたいです。
――NEC川崎は攻撃が強力なチームですが、ディフェンスの面でどういうところをポイントに守ろうと思った?
西崎:パワフルなスパイカーが多い相手です。意識し過ぎないようにと注意していたのですが、第1、第2セットはそれでも少し硬くなってしまいました。あまりボールを上げることができなかったです。
第3セットからはブロッカーともしっかりコミュニケーションが取れて、ブロックのいい形を何本か作ることができました。
そのことで、自分自身も乗ってきた感じがありました。
こういったことをスタートからやっていけるように頑張りたいと思います。
――日本代表にも追加選出されました。そのことに関しては?
西崎:あまり意識はしていなくて、まず一試合一試合、自分の全力を出していけるようにと思っています。
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