2025-11-15 13:11 追加
埼玉上尾・岩崎こよみ「相手の高さやパワフルな攻撃に対し、試合の中で修正できたことはよかった」SV女子
埼玉上尾メディックス ヴィクトリーナ姫路戦コメント
SV女子

バレーボールSVリーグ女子の埼玉上尾メディックスは11月8・9日に行われたホームゲーム(ヴィクトリーナ姫路戦)を1勝1敗で終え、15・16日はアウェイでデンソーエアリービーズと対戦する。パリ五輪代表セッターの岩崎こよみ、今年の世界選手権代表リベロの岩澤実育、ユニバ代表・アウトサイドヒッターの山地梨菜の3選手と大久保茂和監督にお話を伺った。
埼玉上尾メディックス 1(21-25、25-18、19-25、21-25)3 ヴィクトリーナ姫路
●岩崎こよみ選手

相手が1戦目と違うメンバーで、オフェンス型の選手が多く入っている中で、パワフルなスパイクや相手の高さに苦戦した印象です。
試合の中でディフェンスのポジションだったり、ブロックの修正ができた部分もあったので、そこは収穫だったと思います。
●山地梨菜選手

相手の良いディフェンスや高いブロックなどがあった中で、コートの中でしっかりコミュニケーションを取ったり、外からもコミュニケーションを取ってくれたりできたことはよかったと思います。
●岩澤実育選手

岩崎選手と同じく、相手の高い打点からのスパイクやパワフルなスパイクに対して、前半押され気味でしたが、だんだん自分たちの良さであるディフェンスも機能していき、ビハインド時もスパイカー陣のブロックを利用したスパイクや、 ちょっと頭をひねった攻撃も出ていたので、そこはよかったと思います。自分も途中から入る身として、少しでもチームを盛り上げようという思いで入りましたが、相手の勢いもすごかったなという印象です。
――山地選手に。試合の中でかなりサーブブレイクする場面もありましたし、フロントでの攻撃も見応えがありました。今日の試合(GAME2)のプレー面での手応えは?
山地:前衛で攻撃するときは、昨日の試合を通してよかったところと、「もっとこうしたほうがよかった」と試合後のミーティングで言われていたことを意識しました。「外国人選手がもし前にいたら、ロールショットとかもどんどんやっていいよ」と言われていたのでやってみたりもしました。サーブはフロントレフトの人の前後を揺さぶるなどを意識しました。
――山地選手に。ユニバーシティゲームズ出場を経て、チームに戻ってからストレートとクロスのコースの打ち分けなどで意識を変えたところはありますか?
山地:個人的に他の選手の打ち方とかコースの幅の広さを、自分もできるようになりたいなと思ったので、トスが上がってからどっちに打つとかではなく、そのトスに対してどういう選択肢があるのかといったことを意識しています。
――岩崎選手と岩澤選手に。昨シーズンと異なり、開幕1か月で全敗のチームがひとつもない状況で、チーム間の力の差が縮まり、順位変動も激しくなっています。それを踏まえて、今後の試合はどのような戦いをしていきたいと考えているかを教えてください。
岩崎:私も今シーズンはどこが勝っても負けてもおかしくないという試合が多いと感じています。逆に自分たちが昨シーズンあまり勝てなかったチームにも勝つチャンスがあると思っているので、強い気持ちでいきたいですし、どのチームに対しても、気を緩めることなく臨みたいです。長いシーズン、勝ったり負けたりする中で、その試合で何を学んで、何を改善して、どんな自分たちの強みをさらにレベルアップさせるかというのを繰り返しながらの44試合。 その繰り返しで、最後どんな順位になるかわかりませんが、みんなで目の前の1戦1戦を大切に戦っていきたいと思っています。
岩澤:1回負けるだけで順位が2個も3個も下がることもあるような状況。その中でレベルの高いチームと戦って、勝たなきゃいけないという責任感や重圧もありますが、シゲさん(大久保監督)が「楽しんで」とか、「自分の隣の人を良くしていこう」といった声掛けをしてくれるので、自分たちが楽しんで、思いっきりプレーすることができれば結果がついてくるのではないかと感じています。どんな1点でも、全員で全力で、喜んで、その場の時間を楽しんで戦っていけたらいいなと思っています。

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