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会見・コメント

2025-11-15 13:11 追加

埼玉上尾・岩崎こよみ「相手の高さやパワフルな攻撃に対し、試合の中で修正できたことはよかった」SV女子

SV女子

●大久保茂和監督

最後まで選手たちが闘志を燃やして戦ってくれたことを誇りに思っています。

――山地選手のスタメン出場の機会が増え、今日はサーブブレイクもありましたし、チームに馴染んで力を出してきていると感じています。今日の彼女のプレーをどのように見られたかというのと、今後メディックスのエースになっていく存在だと思うので、どのようなところを期待しているかを教えてください。

大久保:彼女の魅力楽しそうに笑顔でプレーしていること。その才能を伸ばしていけるようにサポートしていきたいですね。180cmあるので、国内では高さがひとつの武器になると思いますが、やはりオールラウンダーとして守って攻める選手になってほしいですね。

――2日間を通して、春高予選と共同開催。SVリーグでは初の試みでしたが、どのように感じられたかを教えてください。

大久保:私は15歳の時に(法政二高から神奈川県代表として)春高に出場させてもらいました。残念ながらベスト16で終わってしまったんですけど、春高は高校野球の甲子園同様、本当に素晴らしい大会だと思っています。
この大会からたくさんの名選手を輩出していますし、そこにフジテレビさんのバレー界に対する多大な貢献があり、大変感謝しています。山中宏予、権田寛奈、入澤まいなど埼玉出身の選手が、埼玉のチームで、バレーボールの発展に寄与してくれていることを嬉しく思いますし、高校生の中から日本代表の選手が出ることも楽しみです。選手だけでなく、うちのコーチ陣も富田直人、吉野淳、山之内孝輔が埼玉出身です。富田と山之内は高校は東京ですが、彼らのようにコーチやトレーナーなどで将来的にバレー界に関わることもあります。
バレーボールだけでなく、スポーツ界全体としていい人間を輩出できれば…。「スポーツっていいよね。スポーツをやると、こんなに人生豊かになるよ」って。そういうところにまで広がってくれば、埼玉県の地域活性化にもつながりますし、日本全体が元気になっていくのではないかと感じています。

――次節のデンソー戦に向けて。

大久保:姫路戦でカミーラ選手や宮部藍梨選手の強打を経験し、先ほどの山地の話もそうですが、守備力を向上して…。デンソーならロザマリア選手やジャジャ(蓑輪幸)選手もいますし、世界レベルの選手に立ち向かっていけるような力を身につけていきたいですね。攻撃だけではなく、守ってブロックもできる選手になって、今日みたいな悔しい負けを次の週の糧にしてほしい。今月もまだまだタフな試合が続いていきますが、自分たちのいいところもたくさん出たので、しっかりみんなで目を合わせて頑張っていきたいと思います。

写真:堀江丈

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