2025-11-25 07:00 追加
信州ブリリアントアリーズが12連勝で無敗首位。福岡ギラソールがV参戦後初勝利 Ⅴ女子
V女子の結果
V女子
11月23日、バレーボール女子・V.LEAGUE WOMENはAGF鈴鹿体育館(三重)、ウイングまつばせ(熊本)、浜松アリーナ(静岡)、北ガスアリーナ札幌46(北海道)、OKBぎふ清流アリーナ(岐阜)にてGAME2の5試合を行った。
注目は浜松アリーナで開催されたブレス浜松と信州ブリリアントアリーズの対戦。昨季の優勝を争った2チームの対決は3-0で初代Vリーグ女王・信州Ariesが勝利した。
信州Ariesは前日も浜松にストレート勝ち。今節の2連勝を含みここまで12連勝、無敗首位を継続しその強さをライバルに見せつけた。

信州Ariesは昨季の主力に加え、田中瑠奈、目黒愛梨のSV経験者を獲得。攻守の要である舛田紗淑、エースの王美懿も変わらず好調を維持し、強固なミドル陣も含め圧倒的な強さを発揮している。
選手層、安定感のあるバレーは他のVチームの追随を許さず、早くも1歩抜け出した感がある。
しかし、シーズンは長い。昨季はブレス浜松が無双状態であったが、最後の最後に信州Ariesがひっくり返したことも忘れてはならない。
これからどのように実績を積み上げていくか、その過程では自分自身との戦いも求められるであろう。
ブレス浜松は前節でカノアラウレアーズ福岡に連敗したことも尾を引き、苦しい状況が続く。
信州Ariesとの2戦にはセッターに乾未和を起用、GAME2ではオポジットに山本実奈を入れるなどメンバー構成にも変化を加えて臨んだが、信州Ariesの圧倒的な攻撃力の前に勝利を得ることはかなわなかった。
しかしながら、一方的にやられたわけではない。
GAME2の第2、第3セットでは先行する場面や、抜け出されても辛抱強く追いかける粘り強さも見せ、今後に期待の持てる内容でもあった。
対戦相手との兼ね合いで思いがけず序盤に足元をすくわれる形になったものの、自信をもって戦えば再び浮上する力はある。
若泉佳穂、アンドラデ・レイレライニがSVチームに移籍したことがチーム内で不安要素になっているようだが、足立溜奈というパワーヒッターも加入した。
自信をもって前を向き、苦難を乗り越える姿を見せてほしい。
北ガスアリーナ札幌46では福岡ギラソールがアルテミス北海道に3-0で勝利。
前日はアルテミスに2年越しのV初勝利を献上した福岡Gだが、GAME2では見事逆襲し、V参入後初勝利を飾った。
AGF鈴鹿体育館ではヴィアティン三重が倉敷アブレイズと1勝1敗。V三重は今節をヴィアティン三重バスケットボールチームと併催し、ホームゲームを盛り上げた。
これまでもバスケとバレーの併催はあったが今回は同一クラブの開催であり、地域スポーツの在り方として注目すべき試みとなった。
OKBぎふ清流アリーナではJAぎふリオレーナが、ウイングまつばせではフォレストリーヴズ熊本がそれぞれ連勝。
JAぎふはチーム記録の8連勝を達成し、好調を維持。次は無敗の信州ブリリアントアリーズと対戦する。
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