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会見・コメント

2025-12-04 21:01 追加

群馬・山下遥香「スパイカーにいいボールを供給するところが私の役割なので、選択肢の多いトスを意識してやっている」 SV女子会見

SV女子

●坂本将康監督

久光戦以来の久しぶりのホームゲームで、太田で多くのファンの皆様が会場に詰めかけてくださっている中、勝利ができて本当に率直にやったという気持ちです。
ホームで勝ったのがその前(10/26)の太田以来なので、勝つところを会場の皆さん、画面越しにお届けすることができて良かったです。

――チームとしてオプションが多くある中で、オプションをカバーする選手(ジャン(・ティ・タン・トゥイー)→髙相(みな実)選手、髙相選手がアウトサイドに入る場合はジャン選手をオポジットに、オポジットの2枚代え、交代要員として門田(湖都)選手)がいて穴がない印象だが、チームとして構築ができている感じか。
坂本:構築できてるかどうかは分かりません。
今日は答えは出ました。
最後のセットを取ったのは采配があっていたというか、選手が頑張ったことがあります。
機能してるかどうかはその日によりますが、持ち場というか、皆が役割分担を理解をしてゲームを進めていき、自分たちのやるべきところをやっていると思います。
それは別に私がやったわけではないです。
でもそれは髙相キャプテンが以前言っていた通り、皆で頑張るというか、自分がやるところをきちんと頑張っているというところだと思います。
ウチは高い選手とそうでない選手がはっきりしています。
その中で得点を取る人、得点に繋げる人、創出する人がいると思います。

――以前PFUで一緒にやっていた山下選手が加入したが、プラスになっているところは。
坂本:はい、もちろんプラスになっています。
彼女が頑張ってると思います。
山下選手以外も頑張っています。
プラスになると思っていましたし、(その結果)今試合に出ています。

――チームとしていろいろなオプションがあるので、外から見るとセッターの負担があると思うが、山下選手の力量により成り立っている面はあるか。
坂本:人と場所(ポジション)代わっているだけで、コンセプト、どういう風にやるかというところは変わっていません。
作戦も実行する人が代わっているだけで、大枠では変わってないから、誰が代わっても差はないと思います。

――現在9勝6敗で5連勝(翌日も勝ち10勝6敗で6連勝)で勝ち星も先行しているが、序盤をどのように評価しているか。
坂本:勝っているに越したことはないです。
連勝、勝ち星が先行というのは考えていません。
明日は明日の試合なので一戦必勝で、その日のベストを尽くすだけです。
今日のようにいい時と悪い時、両方あって、最後15点の中でも15点取るのにも良くない流れもありましたが、最後は取り切ったというまでです。
毎日一日一日です。
それで振り返ってみたら、今シーズンどうなったという風には思いたいですが、現時点では、特に思うことはありません。
ただ選手がベスト尽くして頑張ってることでこの結果になっています。
その辺は彼女たちの戦いぶりの素晴らしさの証です。
私が思うことよりも、彼女たちの戦いっぷりがいいということだと思います。

――前節に続いて、接戦のゲームを取れるようになってきた印象があるが、試合を重ねてきて、チームとしてメンタル面が向上してきたというようなところは何か感じることあるか。
坂本:その点は分かりません。
向上してきたというほど長くやっていないのがあります。
チーム自体、皆が合流したのが9月ですし、リーグの中でもそういうチームはいません。
6人中4、5人が代わっているので、向上してきたことよりも意思疎通が良くなってきたとは思います。
9月の時よりは良くなってきましたが、慣れてきた分、ないがしろになってきてる部分も増えてきてると思います。
良くなって分かりやすくなってきて、分かり合える局面が多くなった分、(本当は)分からないのに分かったような状態になる二面性は出てきてると思います。
お見合いだったり、あれは自分のボールじゃなかったとか、その辺も詰めていきたいです。
バックアタックもそうですが、アタッカーとセッターがこの時はこうという点を取るパターンが阿吽の呼吸で増えてると思います。
ただその反面の部分もあるので、そこを向上心を持って改善したいと思います。

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