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2025-12-17 02:43 追加

【バレー】男子世界クラブ選手権 大阪ブルテオン勝利の談話とレポート 西田有志主将「パワーだけでなくディフェンスのチームだと証明できた」富田「初戦が大事だとわかっていた」(現地取材)

世界クラブ選手権 選手の談話とレポート

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バレーボール男子クラブチーム世界選手権がブラジルのベレン市で始まった。8チームが2グループに分かれ、3試合を行い、各グループの上位2チームが準決勝へと進む。2023年にはサントリー・サンバーズが、2024年にはフーラド・シルジャン・イラニアン(イラン)がアジア勢から3位になっているので、大阪ブルテオンも表彰台への期待がかかる。
A組
南米代表 プライア・クルーべ(ブラジル)
開催国出場 ヴォレイ・レナータ(ブラジル)
アジア代表 アル‐ラーヤン・スポーツクラブ(カタール)
欧州代表 アルロン・CMC・ヴァルタ・ザビエルチェ(ポーランド)
B組
アジア代表 大阪ブルテオン(日本)
欧州代表 シル・シコマ・モニーニ・ペルージャ(イタリア)
南米代表 サダ・クルゼイロ(ブラジル)
アフリカ代表 スウェリー・スポーツクラブ(リビア)

■ブルテオン、クルゼイロを寄せ付けず

スターティングメンバー:
ブルテオン OP西田、Sブリザール、OHロペス、富田、MBエバデダン、ポン、L山本

クルゼイロ OPオッペンコスキー、Sマテウス、OHドウグラス、ロドリギーニョ、MBルーカス、オタービオ、Lアレクサンドレ

第1セット Sブリザールの2本のエースをきっかけにリズムをつかみ、L山本の好レシーブからスパイクも決まり12―7とリードする。ブロックのフォローもしっかり入り、OP西田が決めて18―11とさらに点差を広げる。MBラリーがOPオッペンコスキーを止め、OH富田もスパイクを決めると24-13。ラリーがクイックを決め、25-14であっさりとブルテオンが先取した。ブラジル記者からも「クルゼイロどうしたんだ?」と首をかしげるスタートだった。

第2セット 出だしからMBポンの攻撃がさえる。クルゼイロもMBオタービオのサービスエースで流れをつかみたいが、後が続かない。富田が上手くブロックにあて8-5。波に乗れないオッペンコスキーがベンチに下がる。クルゼイロのスパイクミスで14-9の所へ西田のサービスエースで追い打ちをかけ15―9とする。富田のブロックアウトを狙ったスパイク、西田のフェイントとクルゼイロを揺さぶり19-13。クルゼイロもSマテウスのエースで21-17と詰め寄るが、ポンが切り返す。ロペスのエースでセットポイント。もう一本サーブで大きく崩し、返ったボールをロペスが後ろから決め、25-18で2セット連取する。

第3セット ブロックとサービスエースで2-0、ロペスが3枚ブロックを破り、7-3と良いスタートをきる。西田が2段で上がったトスからワンタッチを取り13-5と一方的な展開が続く。富田がオッペンコスキーを1枚で止めたり、さらに富田が3枚ブロックに軽く当て外に出すなど、富田の落ち着いた球さばきが光り16-6。メンバーを替え流れをつかみたいクルゼイロ、長いラリーをMBクレデニルソンがクイックで決めるも、その後はサーブがネット。西田、ロペスのスパイクで23-12。最後は富田がブロックにあて外に出し、ブルテオンが3-0(25-14、25-18、25-14)とクルゼイロを圧倒した。

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