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バレーボールマガジン>会見・コメント>最後のリーグ、最後の皇后杯。今季で活動を終える広島オイラーズ 松山妃菜「いつも以上の声援に応えたい」、鈴木輝監督「感謝の気持ちを持ってまた見たいと思うようなバレーを」

会見・コメント

2025-12-23 23:35 追加

最後のリーグ、最後の皇后杯。今季で活動を終える広島オイラーズ 松山妃菜「いつも以上の声援に応えたい」、鈴木輝監督「感謝の気持ちを持ってまた見たいと思うようなバレーを」

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⚫︎鈴木輝監督

相手は速いコンビを持っているのでサーブで崩そうと話をしていました。取れたセットはそのことが比較的できていたと思います。
落とした第3セットは緩いボールへの対処が甘かったですね。
すんなり勝てるセットだったのに、自分たちで苦しくしてしまったと思います。課題の修正をして、また次を戦いたいと思います。
サーブが走り始めると、うちのチームはいいリズムが展開できるので、まずはそこかなと思います。

――この大会については?

鈴木:SVリーグのチームとも試合ができます。スピードや高さが全然違う相手に対してどこまでできるか楽しみです。
サーブでしっかり崩せば通用するのか、高いブロックをどう攻めたら決まるのか、そういうところが試せたらいいなと思います。

――最後の皇后杯になります。

鈴木:選手は上手く気持ちを切り替えてくれています。気持ちが落ちるというより、最後をしっかり戦おうと。その気持ちでやってくれているので、すごく助かっています。
内心、みんな寂しいとは思います。でも、ここまでバレーができる環境があったことに対して感謝の気持ちを持っています。
最後の年に結果を出して終われるよう選手も頑張っています。

――サーブは監督が就任された時からずっと言い続けていることですね。

鈴木:昨季に比べると、効果率的には少し落ちていますが、序盤戦に比べれば徐々に調子が上がってきています。
ロングとショート、揺さぶるサーブも入れ始めています。選手が成長していますね。
今日の試合でも前後の大きい揺さぶりができたと思います。

――ちょうどシーズンの中間地点かと思います。この大会を踏まえて、後半はどういうところに力を入れてやっていきたいですか?

鈴木:今日もそうなんですが、今年のうちのチームは第3セットで苦しんでいます。
ルールの変更で第2セット後にインターバルを15分設けなくてはならない。ここですね。今までいいリズムで行っていてもインターバルで途切れてしまう。
その第3セットを改善していかないと勝ち星が取れないと思うので、後半に向けてそこを改善していきたいですね。
ただ、直近の東京戦では切り替えが上手くいって2セット取られてから逆転もできました。選手の自信にもなっていると思います。

――ファンに向けて。

鈴木:リーグはまだ後半の14試合があります。
勝ち星を重ねていきたいですし、みなさんが見ていて面白いな、楽しいな、また見に行きたいなと思えるようなバレーを展開していきたいですね。

撮影 堀江丈

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