2025-12-29 13:37 追加
2025年12月17日SVL理事会報告メディアブリーフィング全文 SVL、SVグロース、Vリーグについてなど
SVLメディアブリーフィング全文
SV女子 / SV男子 / V女子 / V男子
12月17日に開催されたSVL理事会報告メディアブリーフィングの全文をご紹介する。
弊誌からはリモート出席者が一名参加した。
リモート出席者も質問はできたため、最後の外国籍選手の枠が増えることからの懸念、下部チームにセカンドチームを作るのはどうかといった質問をおこなった。
なお、事前に告知されたメディアブリーフィングの内容は以下の通りであり、SVL、SVグロースの話題や、それらに参加しなかったVチームをどうするかといった話題が出ることは告知がなかった。このため、弊誌についてはこのテーマについて吟味し、質問する準備を行うことができなかったことは念の為申し添えたい。
■議 題 ・SVの社会連携活動について
・SVの育成構想について 他
大河チェアマン
チャンピオンシップについて、現在ですね、12クラブ以上になった場合には上位8クラブがチャンピオンシップファイナルに出場するという暫定規定にはなっているんですけれども、それも含めて一度議論をした結果、チームとも協議し、そして改めて今回の決定をしたということであります。
資料の7ページですね(リモート出席者には表示されたが、終了後の配布はないため具体的にはご紹介できず)。女子の方なんですけれども、チャンピオンシップ出場クラブは引き続き8クラブであります。
東西カンファレンスの各上位3クラブは自動的にファイナルに進出します。そして、各カンファレンスの上位3クラブを除いた中から、勝率上位の2クラブがワイルドカードとして出場する、という仕組みになります。
どちらがワイルドカード1位・2位になるかについては、前シーズンの優勝クラブが属するカンファレンスを基準に振り分けます。
例えば前シーズンの優勝が東から出た場合は、ワイルドカード1位は西、2位は東、というような形です。
ワイルドカードの導入により、カンファレンス間の戦力差があった場合でも、より多くのクラブにチャンピオンシップ出場のチャンスを与え、リーグ全体を盛り上げていくという狙いがあります。
7位・8位であってもチャンピオンシップに出場できる可能性を作った、ということです。
次の8ページが男子になります。
男子については、当初は12クラブで8クラブがチャンピオンシップに進出する形も検討しました。イタリア・セリエA男子でも12クラブ中8クラブが出場するケースがありますが、日本の場合はリーグ戦の試合数が非常に多いという事情があります。
ヨーロッパではリーグ戦に加えて、いわゆるヨーロッパチャンピオンズリーグなどの国際大会がありますが、日本の場合はリーグ戦が中心になります。
現在は44試合を戦っており、なるべくチャンピオンシップ出場クラブ数とのバランスを考えた結果、12クラブ制の場合は6クラブ出場のまま行こうという判断になりました。
結果として、レギュラーシーズン上位1位のクラブには、初戦免除というアドバンテージが与えられます。
仮に将来的に14クラブに拡大した場合には、その際は8クラブでチャンピオンシップを行う、ということも今回同時に決定しています。
⸻
2つ目の議題
SVリーグの社会貢献活動「スマイルラリー」についてです。
SVリーグとして、リーグ全体で社会貢献活動を行っていこうという取り組みになります。
Jリーグでいう「シャレン!」、Bリーグの「B.HOPE」に相当する活動です。
SVリーグではこれを**「スマイルラリー」**と呼び、リーグ主導の社会連携活動を、オールスターゲームを中心に展開していきます。
オールスターに限らず、行政や各種団体と連携し、また各クラブがそれぞれのホームタウンで行う社会貢献活動も含めて、総称して「スマイルラリー」と呼びます。
これまで行ってきた**バレーボール教室などの普及活動は「未来プロジェクト」**として整理し、
社会貢献活動全体を「スマイルラリー」、普及・育成事業を「未来プロジェクト」と位置づけます。
11ページをご覧ください。
「人をつなぐ」「世界とつなぐ」「未来につなぐ」の3つを軸に、バレーボールをきっかけに人と人がつながり、笑顔が生まれ、その笑顔が次の支援につながっていく。
バレーボールのラリーのように、笑顔をつないでいこうという意味を込めています。
「人をつなぐ」では、性別・年齢・障がいの有無を超えてつながること。
「世界とつなぐ」では、国境を越えてスポーツの力でウェルビーイングの輪を広げること。
「未来につなぐ」では、子どもたちが希望を持てる未来につながるよう、心が育ち、暮らしが守られる社会に貢献したいと考えています。
1月31日、2月1日のオールスターゲームあたりから、このスマイルラリーの活動を本格的にスタートさせていきたいと考えています。
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