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会見・コメント

2026-04-10 09:34 追加

サントリー・髙橋藍主将「こういったタフな状況でもストレートで勝てたことは大きなこと」 SV男子会見

サントリー会見 SV男子

SV男子

4月5日にAsue アリーナ大阪(大阪府)で開催されたバレーボールSVリーグ男子、サントリーサンバーズ大阪 対 広島サンダーズの試合後、サントリーサンバーズ大阪の会見をお届けする。

■サントリーサンバーズ大阪

●髙橋藍選手(アウトサイドヒッター)※主将
昨日に比べて第1セット以外はしんどい状況というか、リードされる場面もありました。
第3セットも競っている場面で我慢しながら、チャンスをしっかりものにできたところが今日の勝てたポイントだと思っています。
第2セットもデュースに持ち込む形になりましたけど、最後2本勝ち取るところまでできました。
そこが自分たちの強さを出せた部分に繋がったと思います。
こういったタフな状況でもストレートで勝てたことは大きな部分だと思います。

――今日は2本目にボールを触ることが多かったが、最初はフェイクセットだったが以降はアタックをしていた。状況的にそうなったのか、気持ちの部分があり強気に行った部分もあったのか?
髙橋:フェイクセットを最初試しにやってみるという形です。
思ったよりミドルの選手だけ跳んでいる、サイドの選手を惹きつけていない場面が最初の方に見えました。
だから少し変えて、打っていかないと相手のブロッカーを惑わすというところでもフェイクセットが効いていかない部分がありました。
そこを瞬時に変えて、状況を見て打っていくというので、打つ方が今日は多かったかなと思います。

――サーブについて今までよりさらに1段上がったように見えたが、きっかけはあったか?
髙橋:コンディションがいいというのもそうです。
あとはショートサーブをうまく使い分けられた部分が良かったです。
自分のサーブの時に相手の選手がバックローでシフトを引いているシチュエーションが多かったです。
特にショートサーブが効くというポイントもそうでした。
そこがエースにならなくても1枚スパイカーが削れる(攻撃に参加できなくなる)というのが大事なポイントでした。
今回、強打よりもショートサーブ、コントロールサーブを意識して打っていました。
そこにストロングサーブを効果的に打てていけば、さらに相手を崩していけるポイントにも繋がっていくと思います。
今回はショートサーブが効いていましたけど、そのバランスのところをさらに求めていきたいなと思っています。

――クラブ史上最多の観客数(7836人)はサントリーサンバーズ大阪のチーム、髙橋藍選手がいろいろなフィールドで活躍した影響もあると思うが、観客数を見た時の気持ちと手応えは?
髙橋:会場がお客さんで埋まっている時と、所々空いている席が見える時を比べると、選手も雰囲気も感じ方が違います。
満員であるとお客さんの声援の迫力というところも変わってくるので、まずは気持ちが変わってくる部分だとは思っています。
今シーズン最後のホームゲームで、クラブ史上最多のお客さんに見に来ていただいたところは嬉しいことです。
サンバーズを応援していただいているファンの方も増えたと思います。
サンバーズがこれまで会場に来たお客さんを楽しませて帰っていただいたという試合をしたり、運営がイベントをしたりということも結びついていると思っています。
自分も少しでもお客さんが会場に来ていただくために、これからも色々なことに挑戦をして発信していきます。
毎シーズン、サンバーズとしてもバレーボールの部分だけではなく、会場の運営の仕方について新しいことに挑戦しているのが、最後のホームゲームの盛り上がりに繋がったと思っています。

――早ければ来週にもレギュラーシーズン優勝、チャンピオンシップ2連覇もあるが、そこに対しての思いは?
髙橋:1位で突破することは第1目標でもあります。
そこが全てではなく、最後ファイナルでチャンピオンになることが全てだとは思っています。
そこに向けて最終調整というか、さらに選手はギアを上げていきたいところ、コンディションの部分もそこに向けて調整していかないといけない部分があります。
来週のアウェイゲームで勝ち切るのもそうですし、1試合1試合でレギュラーシーズンを戦っていくことを大事にして、ファイナルに繋げていきたいです。

●オリビエ・キャット監督
今節は満足しています。
厳しくなると思ったんですけど、昨日はコントロールが取れました。
広島サンダーズの本来の姿を見せられていなかったのは分かっていました。
今日はタフなゲームになりましたが、チャンピオンシップの前にこのような試合ができて嬉しいです。
プレーオフの前に強いチームにこういう試合をできても嬉しいです。
昨日よりは少し苦戦しましたけど、私たちのベストなレベルを出し、成功した週末になったので満足しています。
今週末のフィーリングは良かったと思います。

――今日は前半リードした展開でも中盤追いつかれる展開になったが、その点はどう感じたか?
キャット:この試合のストーリーだと思います。
SVリーグの試合の特徴だと思います。
毎節同じチームと2試合対戦します。
相手は非常に特徴のあるチームですし、第2戦が難しい試合になることは試合前から想定していました。
それでも、今日の我々は試合をしっかりコントロールできていたと思います。
毎回似たような展開になりますが、大事なのは最後まで集中を切らさないことです。
ただ、選手たちは機械ではありません。
連戦のなかで高い集中力を維持し続けるのは、精神的にも簡単なことではありません。
ヨーロッパでは1試合ごとに一定の休養期間がありますが、こうして2試合連続で戦う形式は、やはりメンタル面で非常に厳しいものがあります。
特にこの2チームの力の差は大きくないので、試合の流れはちょっとしたきっかけで大きく変わります。
その中で、この週末に良かったのは、選手たちが気持ちをしっかり前面に出して戦ってくれたことです。
そうした姿勢が結果につながったと思います。
高いレベルでプレーをしたチームが勝ちます。
私が満足していることは、苦しい展開のときに静かにいること、1つ1つのプレーを落ち着いてできるところです。
第2セットはメンタル的な戦いでした。

――第1セットの最初にコート内にいる小川智大選手と長めに話していたが、普段やっていることなのか?会話の内容は?
キャット:何も話すことがなければ話さないです。
エネルギーや自信を与えるときに話をします。
経験が豊富で意識が高いプレーヤーが多くいます。
小川はベンチに下がっているときに話をすることが多いです。
その時はディグのポジションについて適用することを話しました。

――髙橋藍選手のサーブは昨シーズンも良かったと思うが、今シーズン違うところはあるか?
キャット:有名なプレーヤーですが彼は若いです。
なのでスキルの伸びしろがあります。
毎日いろんな経験を重ねてハイレベルな選手になっています。
ブロック、サーブで大きな成長をしています。
自分自身に満足をしていないところがあります。
バレーボールのIQが高い選手で一生懸命練習をしています。
マッチアップ的にブレイクポイントを取れるケースが多かったです。
髙橋がサーブのとき、ブロックにイゴール・クリュカ、鬼木錬、ドミトリー・ムセルスキーの高い3選手がいる時はブレイクポイントの期待があります。
広島のサーブで我々がプレッシャーを掛けられなかったことがあります。
関田誠大選手のサーブも走っていたと思います。
私たちのチームはあの完璧なバランスが取れていったと思います。

――ブロックで具体的にどんなところが成長したか?
キャット:高い知識も持っていますし、上達したいという気持ちを強く持って練習をしています。
サーブ以外にもセッター、小川、イゴール、デアルマスアラインとのコンビネーションだったり、そういうところにも練習を通して経験を重ねています。
彼の中でバレーボールが人生なのでハングリー精神が高い選手です。
そういう選手にとっては上達するというのが簡単になると思います。
選手は毎日バレーボールのことばかりを話しています。
なのでそういった選手は上達するのが早くなりますし、ベストなプレーヤーになれると思います。

写真:黒羽白

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