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2017-03-05 20:20 追加

NEC、ファイナルへ。ファイナル3は久光製薬と日立の対戦に。木村沙織選手は負傷退場で最後の公式戦を終える

V・プレミアリーグ女子 ファイナル6の結果

SV女子

 V・プレミアリーグ女子は、4、5日、横浜文化体育館でファイナル6最後の計4試合が行われた。

 4日の第1試合は先週、3位以上が確定したNECと久光製薬が対戦。第1セットは競り合う展開になったものの、多彩な攻撃で攻めたNECが25-22で先取した。第2セットは久光製薬がリードする場面もあったが、終盤で長岡が負傷し、25-23でNECがセットを連取した。第3セットは勢いに乗るNECが25-13で快勝。ファイナル6の1位が確定し、決勝進出を決めた。

 続く第2試合は、トヨタ車体と東レの対戦。トヨタ車体にとっては、負けるとファイナル3に残れないことが確定する重要な試合であったが、東レはディフェンスが機能し、ラリーからの硬軟織り交ぜた粘り強い攻撃で、3-1でトヨタ車体を退けた。この結果、3ポイントを獲得した東レは、ファイナル3進出の可能性を残し、5日のファイナル6最終日に望みをつなぐことになった。また、この試合の結果、最終戦を終えて勝ち点10の久光製薬のファイナル3進出が決まった。

 翌5日の第1試合は、決勝進出を決めているNECと、この試合に3-1以上で勝てばファイナル3行きに望みがつながる東レの対戦。この試合に負けると引退を表明している木村沙織選手のラストゲームになるということもあり、注目の1戦となった。
 第1セットは東レのペースでゲームが進み、25-20で東レが先取したが、第2セットは接戦に。NECが粘りを見せて、28-26で競り勝つと、第3セット以降はそれまで不調だったニコロバの調子も戻り、3-1でNECが勝利した。木村沙織選手は第4セットの途中で両脚がつるアクシデントがあり、ベンチへ。最後の公式戦をコートの外で終える形となった。
 東レが2セットを落とした段階で日立のファイナル3進出が決定。続く第2試合は、その日立とJTの1戦となったが、JTがフルセットの接戦を制し、今季最後の試合を勝利で終えた。

順位 ポイント 勝敗
1位 NEC 17p 4勝1敗
2位 久光製薬 10p 3勝2敗
3位 日立 10p 2勝3敗
4位 JT 8p 2勝3敗
5位 トヨタ車体 8p 2勝3敗
6位 東レ 7p 2勝3敗

※3月11、12日に行われるファイナル3で2位の久光製薬と3位の日立が対戦。その勝者が3月17、18日に行われるファイナルで1位のNECと対戦する。

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