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会見・コメント

2017-05-16 08:33 追加

全日本男子始動、木村会長、ブラン監督代行抱負「新しいタレントを発掘したい」

全日本始動会見コメント

全日本代表 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 5月15日、味の素ナショナルトレーニングセンターで、全日本男子始動記者会見が行われた。昨年11月に人身事故を起こして対外活動を自粛している中垣内祐一監督は出席せず、木村憲治会長、鳥羽賢二強化事業本部長、フィリップブラン監督代行と、今年度登録された29選手のうち、21名名が出席し、抱負を述べた。

木村会長
2020年にメダルを獲得すべく始動する全日本男子の会見に多数お越しいただきありがとうございます。
つい先日、11日にもご案内させていただきましたわけですが、今回の監督であります中垣内はご存じのような事情で出席はせず、ブラン監督代行でスタートで参ります。被害者の方、ご心配をおかけしている関係者の方にはお詫び申し上げます。

私たちは2020年には、最初に申し上げたとおりメダル獲得を目標にしております。昨年のリオ五輪までに、男子は金銀銅のメダルを獲得しておりますが、これはとっくに昔のことであり、過去2大会、リオ、ロンドンを逃している男子バレーがそう簡単にメダルを獲得するなんていうのは、経験のある私としましては、軽々に言うことではないと思います。しかし、メダルを獲得することが男子バレーの発展に大いに役立つ。スタッフ中心にしっかり指導し、2017年もしっかりと結果を出していきたい。

鳥羽賢二強化事業本部長
2020年の東京五輪は、バレーボール関係者だけのものではなく、広く国民の皆さまに応援いただける競技にしたい。かつてオリンピックでメダル獲得した男子バレーで捲土重来を期すことができますよう、選手スタッフ一同尽力して参りたい。

フィリップブラン監督代行
コンニチハ。東京2020のオリンピックゲームでは、素晴らしい結果を残すようにスタッフの一員として努力して参りたい。今回、2020年は、4回目のオリンピック出場となります。今回、通常はオリンピックに出場する権利を獲得することは簡単なことではありません。やはり日本のバレーボールは現状を見ますと、トップレベルに上げるのはそうそう簡単なことではないと認識しております。よい結果を残すために尽力していきたい。強い決意を持って、それに没頭する、体力、忍耐が必要。高い集中でのバレーボール、質のよいバレーボールを展開していくためには、それぞれの努力とスタッフの努力が欠かせない。今後皆さんの協力が欠かせない。

二つ、まず大事なゴールをもうけております。一つは現状の選手たちをよりよい高い状態でスキルを上げていくこと.もう一つは若い選手の発掘。これが重要。私の持っている力、スキルを全て注いで成功に導きたい。

私は何が効果的か、を考えていたが、私の持っているバレーボールの知識と経験、日本のバレーボール文化に沿ったものを指導していく。私どもはたくさんの素晴らしいスタッフが揃っています。この目標を達成するのは難しいことではないと考えている。新しいタレントを持った若い選手を発掘するのには、皆様方の協力が必要。若いタレントを発掘し、その選手を育成することは、全日本だけではできかねる。今後所属チーム、大学、学生の団体の協力をいただいて、その上でタレントを持った若い選手の育成を更に進めていきたい。

最後になりますが、日本のバレーボール界が、高い意識を持って、バレーボールが自慢できるようなスポーツになるように尽力していければと思う。

キャプテンを発表する。深津英臣だ。

――ブランさんを代行にされた理由を。コーチとしてお呼びになったんですから、コーチとして何を期待されていたのか。代行監督として何を期待されているのか。もう一つブランさんに、ちょっとお立場が変わるんですけど、それが将来どうなるかわからないのですが、現状の立場の難しさとか戸惑いはございませんでしょうか。

木村会長
私が一人で決めたわけではなく、強化のスタッフと相談して決めた。こういうたとえで。つい先日世界連盟のミーティングがありました。そこでブラン氏の話もだいぶ出ました。外国人スタッフを使うということは、日本もだいぶ本気になったなという話も出ました。大変世界的には実績もある方です。

――監督選考の際に、外国人は考えられないということからスタートしたわけですが、その考えは変わっていないということですか。

木村会長 
それは解釈の違いです。私の考えは、外国人監督よりも、日本人監督の方が本来はいい。日本は諸外国に比べれば小さい民族である。それが大きな諸外国に勝とうとするとき、日本のウィークポイントをよく知る人がなるのがふさわしい。それを知っていれば国籍にこだわることはない。

ブラン監督代行
2014年、世界選手権、ポーランドで、私はコーチというお話しをいただきました。ヘッドコーチであれ、コーチであれ、目的は勝利すること。この状態についても私の立場は変わりません。勝利を目指し、オリンピックを目標にすることだけ。私の今後するべきことは、日本の選手たちの良い面を活かし、日本の文化にあったバレーボールのシステムを構築し、それを行使して勝利すること。そのあと数年後たったら、私が日本のコーチとしてふさわしいと思ってもらえるように頑張りたい。

――世界を知るブランさんから見て、今の日本を見てどう思われるか。日本でまずどのスキルを伸ばしていくべきと思っているか。

ブラン監督代行
これまで日本人選手を見てきましたけど、たとえば体力面を考えてみましたら、ロシアの選手やブラジルの選手に比べたら、体力面、フィジカル面は劣るのではないかとこれまでの日本の試合を見て思います。この中で、私が一番大事にしているのは強いスピリットを持って戦うこと。その中においてはやいバレーを展開すること。あとはサイドアウト。それをきちんとしていけること。

ディフェンス面を考えますと、高さの面で、諸外国と同等とは言えない。しかしシステムを構築して相手にプレッシャーを与えていきたい。

試合の中で本当に一番大切にしたいのは強い心。セットの終盤に来て、弱い心がでてしまうと、勝ちきれない。そういう大事な場面で、強い力を持って対抗できる精神を構築していきたい。

――東京オリンピックでのメダルを目指した始動になるが、この始動時期、国内リーグを戦った選手の疲れの考慮などもあるのでしょうが、毎月のように代表候補合宿を行っているバスケットボールなどと比べると、立ち上がり、強化体制がちょっと心許ないんじゃないかとおもうのですが。来年以降こういう強化プランでやっていきたいというものがあれば。

木村会長
スタートが遅いということですか? 当然今日まで準備はしてきたおります。中垣内君も入って準備しております。バレーボール界はつい最近までプレミアリーグがあったわけですから、そういう意味で時間的な遅さというのはあるとは思っておりません。2020年にメダルを獲るんだという基本的なスタンスを、いつももちながら取り組んでいく。現場のスタッフの皆さん方がしっかり知恵を出しながら、メダルに近づくにはどうするのかを積極的にすすめていただく。私の立場でいえば、人とものと金とを充足できるかを会長という立場で神経を使っていきたい。

 
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