2017-06-03 15:27 追加
ワールドリーグ初戦、柳田健闘もスロバキアにストレート負け
ワールドリーグの結果
全日本代表 男子
全日本男子は6月2日(金)にポプラート(スロバキア)にて行われた、ワールドリーグ2017予選ラウンドスロバキア戦で、3-0のストレート負けを喫した。
スターティングメンバー
2 深津英臣
15 李博
8 柳田将洋
19 浅野博亮
7 出耒田敬
10 山田脩造
22 井手智
第1セット、日本は序盤、相手の高いブロックに苦しんだ。浅野博亮や山田脩造のスパイクがブロッに阻まれ、 4-8で 1回目のテクニカルタイムアウト。その後もブロックに捕まって11-19とリードを許した。終盤、セッターを藤井直伸に代えてリズムを変えると、柳田の強力なサーブが立て続けに相手を崩したが、追い上げきれず、20 -25で先取された。
第2セット、スタートからセッター・藤井を起用。序盤は柳田や浅野が攻撃を引っ張って8-8 と食らいついた。
しかし、そこから浅野がサービスエースを奪われるなど相手のサーブに苦しむと次第にリードを広げられた。その後も日本はスロバキアに食らいついたが、ラリーに持ち込んでも相手に押し切られる場面が多く、得点差を詰められない。終盤にはミスも出て、20-25 でセットを落とした。
第3セット、スタートからオポジット(セッター対角に入る攻撃専門のウィングスパイカー)に大竹壱青、ウィングスパイカーに柳田、山田という攻撃的な布陣で反撃を試みる。出だしに山田、山内晶大の連続ブロックポイントが出てリズムを掴むと、柳田のスパイクも好調で8-7とこの試合で初めてリードしてテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後は一進一退の攻防が続き、21-22 でワンポイントブロッカーとして出場した石川祐希のブロックポイントで22-22 に。流れを引き寄せて24-23 と先にセットポイントを握ったが、相手の粘りにあってデュースにもつれる。最後はサーブレシーブを乱されて攻撃を組み立てられず、25-27 で競り負けた。
○試合後コメント
○フィリップ・ブラン監督代行
「最初の1、2 セットが勝負の分かれ目だった。ディフェンスは修正すべき点が少しある」
○キャプテン・深津英臣選手
「サーブで崩しても相手に決められた。ブレイク(自チームのサーブ時の連続得点)できなくて苦しかった」
○柳田将洋選手
「次の試合までに大きく変えられるのは気持ち。向かっていく気持ちでぶつかっていきたい」
○日本の次戦
現地時間: 6 月3 日(土) 15:00~
ラウンド: 予選ラウンド第1 週プールB2
対戦相手: ポルトガル
写真:FIVB
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