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インタビュー

2017-06-15 21:00 追加

山内晶大 「周りのミドルブロッカーから、どんどん学んでいきたい」

山内晶大ミニインタビュー

全日本代表 男子

OLYMPUS DIGITAL CAMERAワールドリーグを4勝2敗で戦っている全日本男子。ミドルブロッカーとして活躍している山内晶大選手にお話をうかがいました。

――リーグ中にされた怪我の状態は。また、全日本でもそろそろ中堅の年代にさしかかってきましたが。

山内:怪我自体は万全な状態です。4年目で、全日本としては中堅なのかもしれませんけど、プレーヤーとしてはまだまだ一番下というか、経験が浅いので、なかなか自分から発信してというのは少ないです。今までやってきた全日本でのルールやきまりごとは、今年入ってきた新しい選手たちには発信していますね。

監督代行で始まったことには、特に僕は何も思わないですね。今までのスタッフとは、もうがらっと変わるので、新しい体制の方々からアドバイスを得られたら、また新しい組織が練られて、よいことが吸収できると思います。初めて一緒にプレーする人もいるので、そういう人たちからもどんどん学んでいきたい。

――全日本男子が今取り組んでいる、速いトスについての感触を。

山内:積極的にやってみたいと思います。これまで、あまり速いトスは得意でないというか、やったことはないですけど、やってみてそれがフィットするのだったらそれでいきたい。中垣内さん、ブランさんの指導方針と選手が一致できたら良いと思います。

yamautiトスについては、藤井さんのトスが自分にとっては少し低かったので、もう少し高く、そしてネットから離してもらうようリクエストしました。高崎大会中に、うまく修正してもらえたと思います。

自分は李さん、出耒田さんに比べて、すべてが相手の方が優れているので、一緒に練習したり試合することで、どんどん盗み、学んでいきたいと思います。

――ワールドカップ、リオ五輪OQTとで、通用した部分としなかった部分は。どこを成長させたいか。

山内:ミドルブロッカーとしてブロック力が足りないので、ブロック力ですね。もちろん他のプレーも足りないんですけど、やはりミドルブロッカーですから、まずはブロック。それと、ブロックするときのサイド陣への指示を、もっとできるようにならないといけない。ミドルブロッカーを中心に横の選手を動かしていけるようになりたいですね。

高さも、形も、アタッカーとの駆け引きも身につけていかないといけない。

――身長がまだ伸びている…ということはありますか?

山内:一昨年去年は、2メートル4.2 今年は買ったら2メートル4.6ですね。あと3年あるから、2メートル5くらいになりたいですね(笑)
最高到達点は、3メートル54cmです。

――3年後の東京五輪のイメージはできていますか。

山内:具体的なイメージはまだできていない。やはり去年はOQTでは全然出場回数が少なかったのと、他のミドルの選手がいい選手ばかりなので、まずはコートに立ってアピールすることから始めたい。

ブロックは、シャットアウトなどすぐに得点につながらなくても、ワンタッチやリバウンドをとって、切り返してトランジション攻撃(スパイクレシーブからの攻撃)につなげたい。最初から止めるのは難しいので、触るところからできるようになりたい。

そのほかのスパイクであったりサーブであったりも同じように、徐々にあげていきたい。スパイクはセッターとのコンビがあるのですが、サーブは個人のプレーなので、そこはしっかり詰めていきたいですね。リーグ中もいいときと悪いときの差が激しかったので、その差をなくし、相手を崩せるジャンピングフローターにします。

中国大会も頑張ります!

ワールドリーグは6月16から18日、中国の昆山[クンシャン]で予選第3週が行われる。3日間ともBS―TBSで録画中継がある。

写真:黒羽白、中西美雁

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