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2017-08-24 23:56 追加

世界U-23男子選手権 ブラジルにストレートで敗れ、ベスト4を逃す(ゲームレポート)

世界U-23男子選手権の結果

SV男子 / 全日本代表 男子 / 大学バレー 男子

 全日本U-23男子チームが出場している「第3回世界U-23男子選手権大会」は23日、エジプトのカイロで1次リーグ第5戦の試合が行われ、日本はブラジルと対戦。0-4(9-15、12-15、7-15、14-16)のストレート負けを喫した。
(※この大会は、15点制7セットマッチのルールがテスト運用されている。) 
 
 スターティングメンバーは、高梨健太、佐藤謙次、勝岡将斗、都築仁、小野遥輝、大宅真樹、正近幸樹。

 第1セット序盤、日本の攻撃が立て続けにブロックに阻まれ、1-3とリードを許す。2-5でタイムアウトを取った後、高梨がサーブで崩し、自らのバックアタックで1点返したものの、中盤はスパイクが思うように決まらず、5-9と再び引き離される。終盤もコンビネーションが合わず、思うような展開に持ち込めない日本。最後はサーブミスで、9-15で第1セットを失った。

 第2セット、序盤に佐藤、小野のクイック、高梨のスパイクが決まり始め、攻撃のリズムが出てきた。都築のサービスエースで6-4として中盤に突入したが、スパイクミスが出て6-7と1点ビハインドでタイムアウトを要求。終盤まで点数を重ねていくが、スパイクミスが出て9-12と引き離される。なかなかブラジルの攻撃を止められず、12-14とブラジルのセットポイントに。最後は相手がラリーを決めきり、12-15で2セットを連取される。

 第3セット、日本は序盤からスパイクをブロックで止められ、0-3とブラジルにリードを許す。ブラジルのコンビネーションになかなかついていけない展開となり、1-5、さらにミスも出て1-6で2回目のタイムアウト。その後もサービスエースを取られ、2-8と大きく離されてセットを折り返すと、終盤には4-10の場面で金子聖輝、鈴木祐貴を2枚替えで投入。1点でも詰めていきたいところだったが、攻めきれずに7-13と引き離された。ラリーをものにできず、ブロックにかかると、セットポイントを握られた。最後も攻撃がブラジルの高いブロックに阻まれ、7-15で第3セットも失った。

 第4セット、何とかセットを取り返したい日本は、勝岡がサービスエースを取り、4-2とリードを奪う。その後ブラジルに追い付かれるも、大宅の強気のトス回しから小野のクイックが決まり6-5とした。しかし、ミスから連続失点すると、6-7でタイムアウトを要求。中盤には金子、鈴木の2枚替え、さらに小野に代え山崎貴矢を投入し流れを変えようと試みたが、スパイクミスが出て8-10とブラジルにリードを許したままとなった。終盤、高梨がラリーを決めて11-11の同点とすると、粘りのバレーを見せて12-11と逆転に成功。しかし、13-13とブラジルに並ばれると、ラリーを取られ13-14とマッチポイントを握られた。お互いサーブミスでデュースとなるが、14-16で第4セットを落とした。

 この試合で1次リーグが終了し、日本はA組4位が決定した。次戦はセミファイナルラウンド(5-8位)となり、24日(木)15時 (日本時間22時)からイランと対戦。

写真:FIVB

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