2017-09-07 16:14 追加
嶋岡会長、鳥羽賢二部長、中垣内祐一監督、選手全員コメント「ワクワクしている」
グラチャン直前会見
全日本代表 男子
全日本男子バレーボールチームは7日、ナショナルトレーニングセンターで、会見を開き、グランドチャンピオンズカップに出場する14名を発表した。嶋岡健治会長、鳥羽賢二ハイパフォーマンス事業本部長、中垣内祐一監督、選手全員のコメント。
嶋岡会長
男子の記者会見、若干スタートが遅れましたが、なんとか修復しながらやっとここまでこれた。御存知の通りアジア選手権含めてそれなりの成果を上げてきている。決してこれは最終到達点ではございません。東京五輪に向けて、どのような強化をするかが大切。この度のグラチャンで課題を持ちながら戦うのが大事。その中での反省点をどのように次につなげてくかという繰り返しで東京に向かう。JVAとして、チームを全面的にバックアップをするかを頑張っていきたい。
ハイパフォーマンス事業本部長 鳥羽賢二
全日本男子今シーズンの成績をかんたんにお知らせします。ワールドリーグ、グループ2で準優勝。今季最大の目標であった世界選手権予選でも4戦全勝の1位通過で出場権を獲得。その後すぐにインドネシアで開催されたアジア選手権で、2連覇を達成できた。
この大会では石川祐希がMVPとベストアウトスパイカー賞、藤井直伸がベストセッター賞、李博がベストミドルブロッカー賞、中垣内監督もベストコーチ賞。
グラチャン出場国5チーム全てが日本より上位。ここまでは着々と成果を出している。アンダーカテゴリもがんばっています。8月のユース世界選手権、ユニバーシアードが銅メダルを獲得しています。大会出場チームの中で平均年齢が一番若い日本チーム。精一杯戦いたい。
中垣内祐一監督
今年5月に新しいチームとして船出をしまして、2020オリンピックでメダルを獲得するんだという大きな目標を掲げ練習をしてきました。
今シーズンは、世界選手権の切符をとることを最大の目標として、達成することができた。アジア選手権では金メダルを獲得しました。練習ではいいムードで、選手が前向きに取り組んでいる。やらせるというより、選手たちの中から生まれてきている。5月からの成果をはかるという意味でも、目指している方向性が正しいのか正しくないのか、グラチャンバレーで、自分たちの力を率直に試したい。ワクワクとした状況であります。
8月12日からグラチャンに向けたスタートをした。前半はディフェンス中心、中盤以降サーブの強化、中盤終盤サーブレシーブの強化。1日も早く強いチームと戦いたい。間違いなく出場国は自分たちより格上のチームばかり。我々としては、そういったチームにも全部勝つつもりで、1点1戦を戦いたい。現在2メートル以上が5人おります。日本バレー史上最高に高いチームではないかと思います。こういった我々の財産を以下に高めていけるか。いまはまだ結果にそれほどつながっていませんが、2020に向けてすごく可能性のあるチームなんだと感じてもらえるような試合を重ねていきたい。
中垣内監督
我々の目指すところとして、相手よりも自分たちのサイドアウトを多くとる。真ん中の攻撃クイックとバックアタックが生命線。フィリップコーチからの指導もあって、攻撃の本数を増やし、決定力を高める。それが武器だろう。もう一方で、相手よりサイドアウト率を高める=我々の強いジャンプサーブとジャンプフローターサーブは武器である。
――監督就任されてから何試合もこなされて、一番成長されているのはどなたか。
真ん中からの攻撃ということで、センターラインの攻撃力の成長はあった。チームとしては、深津キャプテンが非常にチームを取りまとめてくれています。
――東京五輪に向けてのチームを引き受ける際の覚悟。
こういった記者会見では、ある意味でいいプレッシャーになる。責任の重さを再確認させていただける。東京オリンピックでメダルを取る目標を掲げています。正直今のチームは2020から2024までも視野に入れている。選手を育てないといけないという責任の重さは日々実感している。
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