2017-10-29 19:58 追加
V・プレミアリーグ男子、愛知ダービーは豊田合成に軍配 パナソニック開幕3連勝 東レ小林監督「苦労が多いシーズンになりそう」
V・プレミアリーグ男子の結果
SV男子
V・プレミアリーグ男子は29日、大阪市中央体育館などで試合が行われ、パナソニックと豊田合成が開幕3連勝を飾った。パナソニックは昨季すべての試合がフルセットだった堺相手に1、2セットは隙きのないバレーを展開して先行したが、堺はセッター山口を佐川に、ミドルブロッカー松本を竹元に、レフト千々木を堤に交代し、流れを変えることに成功。第3セットを奪取したが、第4セットで高野が負傷したこともあり、パナソニックに逃げ切られ、開幕3連敗となった。堺の真保監督は「若手が入って流れを変えることができた。竹元はアタックに難があるが、ブロックがいい。また、堤は昨年の今頃は正直戦力として考えていなかったが、非常に成長している。高野は厳しいい状態で、おそらく来週は難しい。ただ、けが人が出なくても追いつけなかったと思う。それだけパナソニックさんのチーム力は高い」とコメント。
パナソニック福澤達哉は、「昨年と比べて、チーム内で競争があり、それが強さにつながっている。また、山内は、ベテランの間で『欲が出るようになった』と言われている。あまり感情を表に出さなかったのが、悔しさ、喜びをあらわにするようになった。それが成長につながっている」と評した。
サントリーは3-1で昨季の覇者東レに勝利。サントリー荻野監督は「率直に言ってホッとしています。6年ぶりの勝利やから。正直連敗して食事も喉を通らなかったし、眠れなかった。ホームゲームで初白星をあげることができて本当に良かった」と胸をなでおろした。1勝2敗となった東レの小林監督は「苦労が多いシーズンになりそう」と苦笑い。
●順位
チーム 試合数 通算ポイント 勝 負
1 パナソニック 3 9 3 0
2 豊田合成 3 9 3 0
3 ジェイテクト 3 6 2 1
4 JT 3 5 2 1
5 サントリー 3 4 1 2
6 東レ 3 3 1 2
7 堺 3 0 0 3
8 FC東京 3 0 0 3
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