2018-01-21 09:10 追加
堺・高野直哉「追悼試合となったので、それに恥じないようなプレーを心がけた」合成・高松卓矢「取れるべきセットをしっかり取っていきたい」
記者会見コメント
SV男子
パナソニックOBで、元全日本にも選出され、パナソニック36年ぶり有償にも貢献した谷村孝さんの追悼式が、谷村さんの地元である北九州大会で行われた。堺の真保監督が、元パナソニックコーチだったこともあり、堺のサブホームゲームで協力することとなった。
堺vsパナソニック会見
堺
高野選手
パナソニックは攻撃力のあるチームなので、サーブで崩すとミーティングした。
サーブが崩せたらセットが取れた。もっとサーブの精度をあげていかないといけない。
――谷村孝さんの追悼イベントについて。
第一線で活躍された選手が亡くなられて、他人事ではない。追悼試合となったので、それに恥じないようなプレーをしっかりしようと思いました。
――ホームゲームですし、すごく大事な試合だったのでは。
6位争いでジェイテクトと2点差。なんとしても逆転していこうと話していた。勝つことはできなかったけどしっかり1ポイントとれた。勝ち負けもこだわっていくが、ポイントもこだわる。合成戦は今日のことを引きずらず、勝っていきたい。
――どんな点にこだわっていきたいか。
先週のJT戦の反省をしたときに、サーブが弱かった。今週は練習からサーブ重視だった。それが今日勝ったセットではそれができていた。コースやバリエーションを持って攻めていきたい。
真保監督
プラスに捉えれば、1ポイントとれたのが収穫です。
――首位パナソニック相手にフルまで持ち込めた要因は。
サーブが機能したというよりは、ブロックとディフェンスが連続で機能した。
僕らとパナソニックの数字を比べるとある程度サーブで崩すと、BパスとBマイナスにすると、我々のほうがブレイク技術は上。
深津選手の特徴も頭に入れながら、それに対して清水や福澤にうまくタッチできた。ただ、最後は、ほとんど僕らは相手の術中にハマった。清水選手をとらえきることができなかった。ブロックの弱さが出た。
――堤選手の印象。
堤は久々の試合で天皇杯以来。1セット目は相当パニクっていた。そのあとスパイクの方で本当に貢献してくれて、合格点です。あとはもっともっとゲームによって、勝負強さを身につけてほしい。ウォレスにマークが集中し、ある程度ブロックのラインをあけられたところで決めていた。あとはマークされた中でスパイクを決められれば。
――ミドルブロッカーの起用について。
先週のエドガーに対して、松本と内藤ではプレッシャーがかからないので、クイックがなくなるというリスクはあるが竹元を使った。
――千々木選手の状態について。
千々木は今日できるかどうか。痛みを我慢すればプレーできるということだったが、堤にした。
谷村孝さんの追悼イベントについて。
僕も8年間パナソニックで彼と一緒にやってきて、彼のおかげで優勝経験も味わえた。僕らもいいバレーをして、彼にいいバレーを見せるためにベストを尽くしました。
僕もパナソニックの選手をよく知っているので、何かお手伝いできたらなと思って、我々の事務所、Vリーグ機構にも谷村くんのために一肌脱いでいただいた。
パナソニック
川村監督
いろいろな意味で、この大会は選手みんなもすごく思いがある試合だった。厳しい展開で、しっかり勝てた。ファイナル6は決めてますけど、まだ残り3戦あるので勝っていきたい。
――久原選手の印象について。
久原はもう少し早く出せばよかったかなと。福澤も崩れすぎずに我慢していたのと、もう一つ理由もあったが、勝負事なので代えました。
――久原選手の特徴は
ディフェンス面では素晴らしいものを持っていますし、フェイントリバウンドをしっかりやろうとしている。ああいうミスの少ない選手なのがいい。
――3レグに入って関田選手をずっと使っていたのに、今日深津選手だったのは。
天皇杯のときに英臣が少し怪我をしたので、年明けは関田でいった。別に先週は関田が悪かったから負けたわけではなく、今週は深津が練習でよかったのでつかった。
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