2018-05-17 15:52 追加
ネーションズリーグ女子 ブラジル大会 日本対ブラジル戦 現地レポート&コメント 岩坂名奈「アウェーの大歓声の中でも勝ちにいかなければ」
ネーションズリーグ女子ブラジル大会 現地レポート
全日本代表 女子

ブラジル戦に臨む全日本女子チーム
ネーションズリーグブラジル大会第2戦。日本は勝利こそものにできなかったが、開催国ブラジルを相手に完全アウェーの雰囲気の中、1セット目を奪う健闘も見せた。
ブラジル在住・唐木田真里子記者によるブラジル戦のレポートをお届けする。

試合前のメンバー紹介。奥村麻依選手
日本1-3ブラジル(25-22、18-25、23-25、11-25)
前日、ともに敗れた日本とブラジルの対戦。体育館はスポンサーのブラジル銀行の黄色いシャツで埋め尽くされた。試合前から大歓声とDJつきの音楽が鳴り響く。
第1セットは芥川愛加、井上愛里沙、奥村麻依、田代佳奈美と昨日とは違うメンバーをスタメンで起用。出だしにいきなり3点連取されるが、奥村のブロックで8-8に。ブラジルの速い攻撃などでまた離され、追う展開になるが、井上(愛)が3本連続で上がったトスを打ち抜き、17-17と追いつく。奥村の1枚のブロック、ブラジルのスパイクアウトで、25-22と先取する。
第2セットはブラジル、タンダラ・カイシェッタが序盤に盛り返して来ると、ブロック、ディフェンスも調子づいてくる。石井優希のうまいフェイントなどで追いつきたいが、日本のサーブミスが続き、ブラジルのブロックが決まりだし、11-18と離される。古賀紗理那のスパイクで食い下がるも、最後はブラジルのブロックでセットカウント1-1となる。
第3セットは是が非でも取りたい両チームが互いに1点を争う展開になる。リベロのナイスレシーブや島村春世のねばり、石井の真下に打ち込む強打で19-18と一歩リード。その後、ブラジルのバックからの攻撃やサービスエースで逆転されるも、日本は高橋沙織が胸で受けた強打がそのまま相手コートへインし、21-21と追いつく。しかし、ブラジルのブロック、スパイクで23-25振りきられる。
第4セットは序盤でリードし、有利に運びたいところだが、逆にブロックにあてたボールのフォローがなかったり、タッチアウトを狙うもとれずにアウト、コンビミスもあり、1-7とリードを許す。集中力が切れたのか差は広がる一方で、ブラジルのサービスエースで8-22。新リベロ、ジャケリーネ登場で大歓声の中、ブラジルのブロック、スパイクで11-25となり、試合終了。セットカウント1-3で敗れる。

会場内唯一の日の丸を力強く振って応援してくださった在ブラジル日本人の方々。長距離バスと電車を乗り継ぎ、隣の州から来た方も
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