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会見・コメント

2018-06-06 18:00 追加

全日本女子・中田久美監督「黒後愛はパワーと積極的な姿勢が頼もしい。セッターはいけるところまでは3人で」

全日本女子 中田久美監督 囲みコメント

全日本代表 女子

 4月に行われた全日本女子バレーボールチーム始動会見の中から、中田久美監督の囲み取材コメントをお届けする。

――寺廻太さん(前PFU監督)が全日本女子の強化委員長に就任されましたが、就任後、何かお話はされましたか?

中田:まだそれほど話してはいないのですが、寺廻さんご自身がかつて全日本男子の監督として日の丸を背負い、たくさんの経験をされてきているので、東京五輪は(自国開催のため)いつものオリンピックとは比べ物にならないプレッシャーや大変さがあることを非常に理解してくれて心強いです。寺廻さんには協会と現場をつないでいただければと思っています。

――セッターの起用方法について。昨年は冨永(こよみ)選手と佐藤(美弥)選手を併用する形が多かったと思いますが、今年に関してはどうお考えですか?

中田: 昨シーズンは冨永がほとんど上げていますが、佐藤も調子がいいですし、田代(佳奈美)の経験がこのチームでどのくらい活きるのかを見てみたい気もしますので、なるべくこのネーションズリーグでそういうチャンスを彼女たちに与えて、見てみたいと思います。

――世界選手権に向けて、セッターの人数を何人に絞る予定ですか?

中田:最終的には2人になると思いますが、セッターが2人だとちょっときついですね。どちらかがケガをしたり、体調不良になることもあるので、セッターは3人でいけるところまでいきたいと考えています。

――宮下(遥)選手は、今年は全日本に呼ばないのでしょうか?

中田:よほどのことがない限り、今年はないと思います。

――ケガなど、本人のコンディションの問題ですか?

中田:ケガは治りかけでいい方向に向かっていると所属チームから聞いているので、そこも大事にしてあげたいし、確かに宮下のディグやつなぎ、サーブは日本一だと私は評価していますが、スパイカー陣を活かすという部分では、一度宮下よりも田代を使ってみたいと…。

――キャプテンの岩坂(名奈)選手は、監督から見てこの1年で成長を感じますか?

中田:言葉では言えないくらい成長したと思います。 久光時代から彼女をずっと見続けていますが、非常に人間として成長したというふうに感じています。

――どんな場面で人間的成長を感じましたか?

中田: すごく気配りができる人です。 周りを見ていないようで非常に見ています。一見、柔らかい印象ですけど、実は非常に意志が強いというか、曲げないところは絶対曲げないですし。ただ、岩坂も膝の調子があまりよくなかったりとか、ケガの持病があるので、そこはしっかり見落とさないようにしてあげなければいけないなと思っています。

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